GWC認定シングル選手権
≪王者≫ ダイスケ vs マスクド・ミステリー≪挑戦者≫
過去のシングル対決は三度あり、いずれもダイスケがスライディングDで勝利しているが、やる度に手強くなるミステリーは要注意。
いきなりドロップキックで先制してきたミステリーは早くもチョークスラム狙いで来たがダイスケは巻き投げで回避する。
最初のは挑発か牽制だったのだろうが、ミステリーの気合いの入り方がさらに凄まじい。
だがそれから序盤は一転クリーンな展開になる。
グラウンドの攻防などは普段のミステリーはやらないのだが、俺だって出来るんだぞというとこをアピールするかのように仕掛けてきた。
技をかけながら逆立ちをする器用な面もある。
ダイスケの反撃をかわし強烈な裏投げで叩きつけたミステリー。
場外に落ちたダイスケに梁和平が襲いかかるがミステリーは介入を拒否し、これは俺の戦いだからと下がらせる。
そしてトペアトミコを放つなど相変わらず調子はいい。
そしてエプロン際でエルボーを放っていく。
5年前の頃はこれをやっても評価してたのは私ぐらいしかいなかったが、この日は私の後ろのあたりのファンはほとんどがミステリー支持で猛烈な声援を送っていた。
ようやくミステリーのやってきたことにファンがついてくるようになったんだなと実感した。 個人的に。
ストマックブロックからのサイドスープレックスからネックツイストの変化技。 さらに首へのニーへとミステリーのピンポイント攻撃は正確。 こういうのを大谷に学ばせたいほど。
なかなか反撃の出来ないダイスケは離れ際でエルボーで倒してようやくやり返すが、ありきたりでもそういうやり方でないと反撃に持ち込みにくいのだ。
反撃のダイスケはエルボー、ブレーンバスター、Fボディアタックとラッシュ。
しかしタイガードライバーはこらえられる。
追撃に飛びこんできたダイスケをパワースラムで返すミステリー。狙っていた。
そしてダイビングエルボードロップへ。
珍しい技だなと思ったら無我夢中でついコーナーに登ってしまい咄嗟に出したのだという。
こんなベテランでもこんなことがあるのか。
しかしチョークスラムを避けてファルコンアローからスーパーフライ、そしてスライディングDを狙うダイスケ。
だが読んでいたミステリーはそつなくカニ挟みで阻止し、監獄固めに持ち込む。
監獄固めに入りながらここ最近はやってなかったトレードマークの宇宙への交信を始めたミステリー。
ヒールになってからは交信はほとんどしてなかったのだから、やりながらついてきた自信がそうさせたのだろう。
さらにはバタフライロックに移行しダイスケの首を再度追い込む。 とことん攻めが理にかなっている。
そして久々ぶりにミステリーボムも使ったがこれもカウント2。
チョークスラムはダイスケが今度はウラカンでかわしタイガードライバーを繰り出したがこちらもカウント2止まりだ。
コーナーに登ったダイスケをなんと雪崩式バックドロップに決めたミステリー。
万全のタイミングで放ったチョークスラムだがカウントは2‼ 決まらない。
こうなればミステリーサークルを狙ったミステリーだが、体勢を入れ替えたダイスケがドラゴンスープレックス。
これが決まらないと両者エルボーの打ち合いになるが、これは意地でミステリーをブチ倒したダイスケ。
再度のスーパーフライをカウント1で上げるミステリーだが、渾身のエルボーで倒したダイスケが完璧なスライディングDを決めてカウント3‼
30分越えの激闘の末V4達成。
明らかにミステリーの試合だった。
過去のシングルどころか過去全てのミステリーの試合の中でも最高のベストバウトだった。
勝ちたかっただろうし、正直勝たせてあけたいとも思った。
だがダイスケ、ガッツ、雁之助さん、翔太、そして今回のミステリーとそれぞれの思いを受け止めながらきっちり勝利し、誰が見ても納得する試合をしている。
これは期待を裏切らないという意味で最高のことだ。
近年のプロレスは何かしらの話題を取り入れないと売りがない感じになっている。
しかしガッツワールドはメディアもスポンサーもない中で地道にファンの信頼を勝ち得てきた。
それもきっちりプロレスの内容でお客さんの価値を納得させているのだ。
何がどうあろうと試合で頑張ってきたことは誇りに思ってもいい。
プロレスに行き詰まった奴はガッツワールドのプロレスを見に来い。
そう言ってもいいくらいである。
現に風邪で調子の悪かった私だが、仲間たちの言うとおり試合に集中している間は全く調子が良かった。
これはスゴいなと実感したのである。
メディアが誰もが伝えないのなら私たちなりのやり方でガッツワールドの良さを伝えていこう。
ガッツワールドはピープルズチャンピオンならぬピープルズチーム。
まさにメジャーリーガーを現実そのままに体現しているチームなのである。
1度そのプロレスを直に見てほしいと思うのが、この団体を一番多く見てきた観客の私から願うことである。
そしてミステリーがトンパチマシンガンズから脱退し、自らの向上を求めて動き出した。
これからのマスクド・ミステリーにさらに注目せよ。
≪王者≫ ダイスケ vs マスクド・ミステリー≪挑戦者≫
過去のシングル対決は三度あり、いずれもダイスケがスライディングDで勝利しているが、やる度に手強くなるミステリーは要注意。
いきなりドロップキックで先制してきたミステリーは早くもチョークスラム狙いで来たがダイスケは巻き投げで回避する。
最初のは挑発か牽制だったのだろうが、ミステリーの気合いの入り方がさらに凄まじい。
だがそれから序盤は一転クリーンな展開になる。
グラウンドの攻防などは普段のミステリーはやらないのだが、俺だって出来るんだぞというとこをアピールするかのように仕掛けてきた。
技をかけながら逆立ちをする器用な面もある。
ダイスケの反撃をかわし強烈な裏投げで叩きつけたミステリー。
場外に落ちたダイスケに梁和平が襲いかかるがミステリーは介入を拒否し、これは俺の戦いだからと下がらせる。
そしてトペアトミコを放つなど相変わらず調子はいい。
そしてエプロン際でエルボーを放っていく。
5年前の頃はこれをやっても評価してたのは私ぐらいしかいなかったが、この日は私の後ろのあたりのファンはほとんどがミステリー支持で猛烈な声援を送っていた。
ようやくミステリーのやってきたことにファンがついてくるようになったんだなと実感した。 個人的に。
ストマックブロックからのサイドスープレックスからネックツイストの変化技。 さらに首へのニーへとミステリーのピンポイント攻撃は正確。 こういうのを大谷に学ばせたいほど。
なかなか反撃の出来ないダイスケは離れ際でエルボーで倒してようやくやり返すが、ありきたりでもそういうやり方でないと反撃に持ち込みにくいのだ。
反撃のダイスケはエルボー、ブレーンバスター、Fボディアタックとラッシュ。
しかしタイガードライバーはこらえられる。
追撃に飛びこんできたダイスケをパワースラムで返すミステリー。狙っていた。
そしてダイビングエルボードロップへ。
珍しい技だなと思ったら無我夢中でついコーナーに登ってしまい咄嗟に出したのだという。
こんなベテランでもこんなことがあるのか。
しかしチョークスラムを避けてファルコンアローからスーパーフライ、そしてスライディングDを狙うダイスケ。
だが読んでいたミステリーはそつなくカニ挟みで阻止し、監獄固めに持ち込む。
監獄固めに入りながらここ最近はやってなかったトレードマークの宇宙への交信を始めたミステリー。
ヒールになってからは交信はほとんどしてなかったのだから、やりながらついてきた自信がそうさせたのだろう。
さらにはバタフライロックに移行しダイスケの首を再度追い込む。 とことん攻めが理にかなっている。
そして久々ぶりにミステリーボムも使ったがこれもカウント2。
チョークスラムはダイスケが今度はウラカンでかわしタイガードライバーを繰り出したがこちらもカウント2止まりだ。
コーナーに登ったダイスケをなんと雪崩式バックドロップに決めたミステリー。
万全のタイミングで放ったチョークスラムだがカウントは2‼ 決まらない。
こうなればミステリーサークルを狙ったミステリーだが、体勢を入れ替えたダイスケがドラゴンスープレックス。
これが決まらないと両者エルボーの打ち合いになるが、これは意地でミステリーをブチ倒したダイスケ。
再度のスーパーフライをカウント1で上げるミステリーだが、渾身のエルボーで倒したダイスケが完璧なスライディングDを決めてカウント3‼
30分越えの激闘の末V4達成。
明らかにミステリーの試合だった。
過去のシングルどころか過去全てのミステリーの試合の中でも最高のベストバウトだった。
勝ちたかっただろうし、正直勝たせてあけたいとも思った。
だがダイスケ、ガッツ、雁之助さん、翔太、そして今回のミステリーとそれぞれの思いを受け止めながらきっちり勝利し、誰が見ても納得する試合をしている。
これは期待を裏切らないという意味で最高のことだ。
近年のプロレスは何かしらの話題を取り入れないと売りがない感じになっている。
しかしガッツワールドはメディアもスポンサーもない中で地道にファンの信頼を勝ち得てきた。
それもきっちりプロレスの内容でお客さんの価値を納得させているのだ。
何がどうあろうと試合で頑張ってきたことは誇りに思ってもいい。
プロレスに行き詰まった奴はガッツワールドのプロレスを見に来い。
そう言ってもいいくらいである。
現に風邪で調子の悪かった私だが、仲間たちの言うとおり試合に集中している間は全く調子が良かった。
これはスゴいなと実感したのである。
メディアが誰もが伝えないのなら私たちなりのやり方でガッツワールドの良さを伝えていこう。
ガッツワールドはピープルズチャンピオンならぬピープルズチーム。
まさにメジャーリーガーを現実そのままに体現しているチームなのである。
1度そのプロレスを直に見てほしいと思うのが、この団体を一番多く見てきた観客の私から願うことである。
そしてミステリーがトンパチマシンガンズから脱退し、自らの向上を求めて動き出した。
これからのマスクド・ミステリーにさらに注目せよ。