DIY 薪ストーブの炉台作り 下手くそだからこそのテクニック編 | ヒデの気ままなブログ

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田舎にある手作りの家(隠れ家)で、DIYや750坪ある畑で60種類程の果樹や野菜作りに没頭しています。
規模と種類が多いので色々なことに挑戦しています。これはその失敗や成功の行動日記です。

このブログは、上の写真の田舎に建てた手作りの家での家具作り、DIY、果樹・野菜栽培などの奮闘記です。

 

薪ストーブの炉台作りは、以前の田舎の家作りの最中だと思いますが、いろいろ自分で考えてやった結果うまくいきましたのでその裏技を紹介してみます。(田舎の家に設置です)

 

炉台作りは、レンガ、モルタルなどで木と勝手が違い扱いにくいし、またDIYとしては何回もやるものでないので難しさがあります。

 

まずは出来上がって火を燃やしている薪ストーブと炉台です。

 

 

作るに当たって、自分は下手くそだからどんな手間がかかってもいいという考えの基でテクニックを駆使してやろうということにしました。

 

今から書きますが、すごい手間ですよ。普通の人では考えられません。(私をおかしい人と思ってください)

 

 

第1にCADで図面を描く

 

下がその時描いた壁部分のCAD図面です。(同様に床も描いています)それ以外にチェック用として3次元CAD(スケッチアップ)で立体的にも描いています。

 

そうすることによって異形のレンガの寸法が事前にわかるのでそのようにレンガをカットしておきます。(全体のレンガの個数もわかります)

 

それとレンガの壁部分になりますが、積むレンガの裏側に型枠のようにベニヤを貼り、それに鉛筆でCAD図面と同じように出来上がりの線を引き(少し見にくいですが)、それに合わせてレンガを積むようにしました。

 

治具の活用

 

床部分のレンガは、途中目地材(モルタル)入れず下側だけ充填してCAD図面のようにレンガを貼っていきます。

 

下が貼り終えた床のレンガで目地材は入っていません。


これに下の治具を使って目地材をヘラで押し込んでいきます。(治具を使うと周りが汚れませんし、確実に目地材が下まで入ります)

 

下がその並べたレンガに上の治具を使って目地材を充填した後です。

 

 

今度は壁ですが、下のように積んでいきますが、

 

目地の厚さ1cmをレンガ全面に盛るのは素人には難しいので、下の治具(1cm厚)を積んでいるレンガの上に置き、それにモルタルを入れて外すと、1cmの厚さのモルタルが確保されるというものです。

 

 

そのように色々駆使して炉台を完成させました。レンガ積みはゆっくり考えながらやると固まってしまうので、このように事前準備をきちんとして素早く作業を進めるときれいに仕上がります。(2日間で完成)

 

そのほかの留意点は

 

レンガを水に充分つけて空気を抜くことが大事です。

 

またレンガと薪ストーブの重さだけでも700㎏以上になるので床下の補強は万全にします。

 

 

我が家の薪ストーブは

 

同じ田舎暮らしをしていた叔父から譲り受けたもので、デンマーク製のアグリーダック(Agreeduck )「醜いアヒルの子」といいます。

デンマークでは一般的に使われているものです。

寒い国のデンマーク製とあってとても暖かく、暖かさが持続するストーブです。

 

最後に

 

たかが炉台作りにこんなことまでと思う人が大半だと思いますが、素人は下手なのだから素人なりに努力するのがDIYだと思っています。また、こんなことを考えている時間も楽しいです。