「中学生あらくれ日記」椎名誠 読了 | pyonpyon ブログ

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松任谷由実。





7歳のシーナ少年、世田谷から千葉県の幕張の海に近い長閑な土地に家族で転居


小学生のシーナ少年、新しくできた友達たちと

海で貝や魚を獲って食べたり、木の上での鬼ごっこヽ⁠(⁠(⁠◎⁠д⁠◎⁠)⁠)⁠ゝ、開発工事の現場に入り込んで遊んだり、毎日が冒険のような生活


中学生に上がって初めて遭遇した中学生同士の殴り合いの喧嘩に「中学生になると喧嘩もこんなに激しい戦いになるのか…」と驚く


いつの時代にもある「生意気だ、お前」な言いがかりのヤツてすね


地域別の集団があり、目をつけられたシーナ少年も被害に合う

ただでは起きないシーナ少年、しっかり体力(腕力)を自主練でつけて集落まで出向いてキッチリと仕返し(笑)


小学校で知り合った「神田パッチン」や後に交通事故でお互い瀕死の重傷をおった「キイバ」なども登場


キイバとの事はコチラにも書かれていました↓


ドウノ山の山頂にある首塚の話に怯えながらもその周りにある椿の木の上に登り、鬼ごっこ

うっかり落ちても下は雑草だらけなのでさして問題もなかった、と

ワイルドすぎて怖い!


こういう事を「子供の頃は動き回った分だけ面白いのから怖いものまで出揃っていた」と表現するシーナさん


東京から一緒に転居してきた母の弟「つぐも叔父」とシーナ少年との交流は叔父と甥っ子の理想的(甥っ子にとって)な関係だったのだろうな

あとがきに、「キイバ」の事、「パッチン(神田パッチン)」のその後について、不思議な存在だった「つぐも叔父」のその後について触れてあります


面白い内容で半日で読み終えました🤗