その後、時間や就寝時間の調整を自分で行い、期末で入学後の最高順位を更新……アウトプットを出せる自分なりのやり方を見い出せたような片鱗が感じられました。
今回の中間は、前回の結果が良かった分、いつもなら油断してヘロヘロになるのですが、アウトプットの出し方を身につけたようで、全科目平均が学年平均をかなり上回りました。1学期の期末よりも上なので、入学当初の目指した場所にもう少しで届きそう……。
塾は一切行ってないですし、部活も運動部と文化部をガッツリ兼務。かなり忙しい生活をしています。
しかしながら、これでも、中学受験と比べれば遥かに勉強時間は少ないです。ゲームもしますし、部活もしますし、週末はダラダラしています。
振り返れば、中学受験の時の小規模塾のお陰だと感じます。最初は「お客様」だった息子に、難問を解く喜びを与え、素晴らしく優秀な学友に翻弄されながら学ばせて頂いたことが、今の息子の基礎になっています。
中2の幾何は高校の1部が含まれてますが、数学で解かずに算数であっという間に解いてます。軌跡で沈没した私とは違う世界を見ています。
これは明らかに中学受験で学んだ事のアウトプットです。息子の塾は、思考に特化した塾だったので、天才ではない普通の息子の受験には不向きだったかもしれませんが、やっと内容が追いついた感じです。
これから更に難しいところに入りますので、油断はできませんが、親は黙って見守ることしかできないのでしょうね……頼られても、もう教えられませんが……。
中学受験で培った学習習慣は、本当に財産だと改めて感じています。