
先日のテレビ番組で、チームラボ代表の猪子氏が話していた内容が興味深かったので、メモ替わりに皆様とシェアしたいと思います。
「東大を出て、就職という選択ではなく、なぜ起業を選んだか?」という質問に対する猪子氏のコメント↓↓↓
①高校くらいから、元々、就職ではなく、会社を作って社会に出たかった。それは、自分に足りないところがあると思っていたから。社会に「個」で出ていくか、「チーム」で出ていくかは、大きく意味が異なる。
②理由 : 個で社会に出るには「完璧になること」が求められる。しかしながら、「チーム」で社会に出るのであれば、「完璧」である必要はない。弱い部分を補完できる仲間を集めれば、自分の強い部分だけで仕事ができる。
③私の感想:テレワークでできる仕事をしている自分には、「完璧」が求められる場面が多々あります。それは、テレワークで更に強くなっています。
テレワークでは、資料作りもプレゼンも契約交渉も精算も全て1人でやることが求められ、全てに完璧な状態で、次の人間に引き継ぐための完璧なコミニケーションが必要です。
そうなると、苦手な部分の補完が成されず、チーム全員が、各々、完璧な個になることを求められます。→少なくとも、オールラウンダーではない私には、簡単なことすらハードルが高いです。
マネジメントスタイルの話かもしれませんが、猪子氏の考えには心から同意します。
ドラゴン桜でも「まずは自分を知ることから始まる」と言って、共通テストを受け、できない部分を炙りだしますが、受験は、弱い部分の補完が必要ですが、社会に出たら「勝負できる強い部分」があれば、戦う方法はあります。
いつかのタイミングで、息子に話したいと思える話でした。
写真は、昔行ったチームラボ。素晴らしかった。