今まで、主に仕事ですが、日本以外に30か国以上に行ってます。
最初に出張してから20年以上経ちますが、確実に日本と途上国の差が縮まって来たことを感じます。
各国のいわゆる「Top of Tops」のご子息は、自国の学校ではなく、アメリカ、イギリスのボーディングスクールを受験し、13歳から親元を離れ、寄宿生活を送ります。
そこで、同じように国の将来を背負う他国の同級生と交流し、国に帰っていきます。
日本の教育は最高なんですが、唯一足りないのが、「国際化」だと思います。
国際化=英語教育
という明治なことを言っているのではありません。当時の国際化は欧米化でありましたので、今と違います。今は、どんな国でも行くのが国際化です。
私が考える国際人は…
アフリカの水でお腹を壊さず…
タイのホテルでヤモリに囲まれても熟睡でき…
インド人に囲まれ、彼らのマシンガン英語に捲し立てられても落ち着いて返答でき…
中国の昆明の高級昆虫料理に舌鼓を打ち…
イスラムの方に、日本の多神教を理解させられる人です。
うちの息子には「勉強が嫌いなら、中学を卒業したら寿司屋になれ」と言ってました。
懐石や寿司など、和食の料理人で、英語が話せれば、日本人の優位性を活かして、世界中で仕事ができます。
国の栄枯盛衰に囚われず、力とお金に溢れた、1番よい国で、いつも暮らしていけるのです。
中学受験は終わりましたが、未だに考えは変わりません。
クロスボーダーの世界で、自分の意思で泳げる人間に育ってもらいたい。
親は、日本でしか暮らせない人間ですが…。