うちの父がよく話していた言葉を、よく子供に話します。
「お前にはお金を残してあげられないが、その代わりに教育という財産を残してやる」
うちの父は、山奥の地主の家に産まれ、裕福な子供時代を過ごしましたが、戦後の農地解放で、極貧の憂き目に遭い、苦学しました。
そのために、自分の子供には、どんなことがあっても、学校に行かせるような教育をつけたいと考えていました。
私も、同じ血を継いでいます。
お金は使えば無くなります。
災害に合えば、出ていきます。
教育は、例え何もなくなっても、明日の生き方を自分から考えるようにしてくれます。
中学受験は、その最たるものでした。
学ぶ喜びを、無垢な子供時代に味合わせられたら、あとは自分で好きなように伸びていくでしょう。
大学入試…ありますが、彼にとって勉強は楽しいので、楽しく過ごすでしょう。
小さな無垢の時に学びの喜びを教えられたら、その子にとって、大きな財産です。