さて、母が体調を崩したと同時に私もある変調に気づきまして…


それは唇の裏側に口内炎ができ鏡を見ながら薬を塗っている時の事でした。


《おや?舌の先っぽの右側が少しポコッと膨らんでる?》


お盆の前に気づき毎日舌を見てもポコッと出てる…歯医者にだけど…入院したばかりの母の体調も気になるし
盆で歯医者は休み入るし
盆後に歯医者に行くしかないか。


で、8月後半にかかりつけの歯医者に…かかりつけは口腔外科が得意な先生で相談すると口を開けてで、舌を引っ張りプックリとコロコロした出来物をこねくり回す、これが痛い。


「シコリなようだね、歯科大の後輩に今電話して予約を取るから、
僕の経験から良性だろう。
それでも早めに診察し切除がいいからね。」とで、
その場で歯科大の予約をしてくれたのでした。


私は内心《え~!やっぱりシコリ…表面の崩れはないけど…不安…でも早めに気づいてよかった。
万が一に舌ガンだったらも想定してないと…》と覚悟もつけて家族にも話したら


主人、一言「舌ガンだったらヤバイよね、保険証書を分かるように  出しといて。」端から舌ガンと決めつける発言に《お前がなったら同じこと言ってやる(怒)》と思いました。


1週間しないで予約が取れ歯科大に行くと舌のシコリを若い兄ちゃん歯科医が散々いじり痛い。
さらに歯科口腔外科の教授もいじり痛い。
その場で切ると思いきや先ずはMRIでシコリを調べ
ソレから日帰り切除手術と言われたのでした。


後日MRIを受けに再度歯科大に血管造影剤を腕に注射する大がかりな撮影に、
注射前のシコリの状態と注射してからハッキリ姿が出てくるのシコリを撮影。


MRI経験者はお分かりになると思いますが、円筒の筒の中の大きな音がなる中で約1時間近くかかる動かずな撮影で疲れましたが、舌は口内にとどめたままだからその点は楽でした。


結果を聞きに3回目の歯科大で、兄ちゃんは「舌の先端の奥にできた腫瘍です。
放射線医は悪性可能性も指摘していますが、
私と教授の意見はこれまでの事例から良性の血管腫と一致してます。
ただ貴女の場合はできた場所が神経と神経の奥でややこしい場所ですから教授の立会いで手術します。
僕と教授の空いてる日を予約しますね。」に


「はい、よろしくお願いします。」
それから兄ちゃんの手術説明などを聞きながら《ガーン、面倒くさい事になりそう。
バアサンまだ死なないでくれ~‼️》と頭の中はいっぱい。


いや、母の容態が何時急変するか分からないから覚悟しといてくれと病院から言われたばかりだったので…主人にも実弟にもシコリの手術話して兎に角お前は、姉ちゃんは、自分を一番に考えてくれで手術日を決定したのでした。


オマケ、若い兄ちゃん歯科医は歯科大のNo.2、教授はNo.1でした。 


歯科大の初診日は9月の頭、MRIの検査日は9月の下旬、検査結果説明は10月頭と
かかりつけの歯科から約2ヶ月近く手術まではかかっています。


シコリを見つけたら速やかに病院を受診して大病院や大学病院への紹介状を貰いましょう。
早期発見早期治療は重要ですから。