『足の裏を平らに』はオールマイティ!


 『土踏まずを上げて!』はよく聞く注意ですが、この注意は足首の捻じれ等を起こさずに脚を真っ直ぐに伸ばす為の注意です。


 また土踏まずを上げるのと殆ど同じ意味を持つ注意として『足の裏を平らに!』があります。


 殆ど同じ意味と言ったのは実は『土踏まずを上げる』のは『足の裏を平らに』したいからなのです。


 『土踏まずを上げる』→『足の裏が平らになる』→『足首と下腿が真っ直ぐに繋がる』→『下腿と大腿が真っ直ぐに繋がる』=『結果的に付け根からつま先まで脚が捻じれずに真っ直ぐに伸びる』と云う事になるのです。


 ここで言う『足の裏の平ら』とは踵、母指球、小指球の三点を結んだ三角形が床に対して平らに接すると云う意味で、決して足の裏の全ての皮膚が床にペッタリとついて平らになると云う意味では無いですから誤解しないで下さいね。 


 足の裏が平らに意識するとは言っていますが実際には足が立体的に盛り上がり甲が高くなります。 正しい甲出しはこういう所から始まるのです。


 

 私は『土踏まずを上げて』より『足の裏を平らにする事』を意識してレッスンする事をお勧めします。 その方が足の裏全面に意識が行き渡り易く、より正確なコントロールに繋がるからです。


 そして、この『足の裏を平らに』は脚が空中にある時でも常に意識し続ける事で鎌足や骨盤の歪み等を起こし難くなり体幹を自然に正しい位置に保ち続けられる様になります。






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