プロゴルファーによる子供たちへのゴルフ教室は、

「楽しんでゴルフをしよう!」

という方針だそうです。

細かい動作は教えないのだそうです。

細かい動作ばかり教えると、

つまらなくなって、途中でやめてしまうのだそうです。

しかし「楽しい」から入れば、

「もっと飛ばすにはどうすればいいだろう?」

「カップに入れるにはどうすればいい?」

と向上欲が出て来て

その時に初めて細かい動作を教えるのだそうです。

そうすると乾いた土が水を吸い込むかの如く

教えることがすんなり入っていくそうです。




街中にあるテニススクールも同じだそうです。

細かい所から教えていては、

途中で嫌になってやめてしまいます(泣)




これと逆のことをやっているのが、学校の部活です。

「下積み」とかいって一年生のうちは球拾いばかり。

楽しいと思えない事ばかりで、

どうしてもやりたいという人だけが残るのです。

場所や道具が限られているので、

どうしてもメンバーを減らさなければならないから、

という事情からでしょうが。



学習についても、

楽しむようにすれば指導内容もすんなり入ると思うのです。

楽しむようにするにはどうすればいいか?

計算ドリルを何分で出来るようになったか…

漢字・英単語を何個書けるようになったか…

など、以前の自分と比べてどうなったか?と

自分との競争にするのです。

他人と比べると、不愉快なことが生じてきます。

以前の自分と比べると、

「これだけできるようになった!」

と成長を実感できます。