【相場観】

金:買い。

白金:買い。

ゴム:売り。気迷い・・・レンジブレイク待ち。intraday要注意。

ガソリン:買い。

原油:買い。

コーン:買い。

 

歴史を学ばない国民


歴史に関してもう一言。アメリカは歴史教育に力を入れ、小・中・高等学校では「アメリカ史」は必修科目だ。日本のように自国の歴史を選択科目にはしない。すなわち、日本は歴史教育を大切にしない。

「国の歴史」を選択科目にする国がどこにある。生徒の受験勉強の都合だけで、そのような亡国的なことをしている。文部省も、国の教育を司る責任と信念と自信があるのなら、「日本」が大切だと思っているのなら、「日本史」「日本外交史」は小学校一年から大学の教科まで必修にするべきだ。


大罪の相続人


日本は「なぜいつまでも、日本だけが永久的に謝らねばならないのか」と、世界に向かって尋ねればよいのだ。日本の若い世代の人たちにとって、自分たちがほぼ何も知らない(学校で教えない、習っていない)第二次世界大戦について、なぜ日本が謝らなければならないのかがわからないだろう。

祖父の犯した「罪」に、孫が謝っているといった現状なのだ。日本のこのような悲惨な国情は、アメリカの思うツボである。


埋葬された愛国心


「精神」のなくなった国、すなわち自国の歴史、伝統に誇りを持っていない国は全然怖くない。自信のない国など怖くない。「国の魂」というものがないので、守るものがない。必死で国を守らなければならないという気持ちもない。そんな国は脅しに弱い。アメリカから見ると、日本はそんな国なのだ。日本はアメリカにとって「心配」しなくてもよい国となった。

アメリカが、あの恐怖の大日本帝国を「魂」のない、国を愛さない国民に変え、金の亡者に仕立て上げ、アメリカの経済植民地としたことは、「大成功」なのだ。


21f.jpg


 

そのアメリカの大成功の源である対日占領政策について、もう少し検証すべきだろう。そうしなければ、今の日本の対アメリカ弱体外交の原因は解明できない。



 

 

西鋭夫著『富国弱民ニッポン』

第1章 富国日本の現状−17



 

この記事の著者
西 鋭夫

西 鋭夫

 

1941年大阪生まれ。関西学院大学文学部卒業後、ワシントン大学大学院に学ぶ。 同大学院で修士号と博士号取得(国際政治・教育学博士)。J・ウォルター・トンプソン広告代理店に勤務後1977年よりスタンフォード大学フーヴァー研究所博士号取得研究員。それより現在まで、スタンフォード大学フーヴァー研究所教授。また、2016年3月より同研究所小川忠洋フェロー。

 

 



>>西鋭夫講演録[改訂版]「新説・明治維新」
明治維新に秘められた近代日本の秘密とは?