富山県に「ディケアハウス にぎやか」というところがあります。
いつものことですが、かかしゃんは、テレビで知りました。
高齢者(もちろん、認知症の方も含めて)と子供が一緒に暮らす。
障害を持った方もいます。
ありのままを受け入れます
いい加減ですいません
死ぬまで面倒みます
こんな言葉が、掲げられています。
日々の暮らしを普通に、過ごしています。
徘徊の方がいれば、黙って、少し離れて危険のないように付いていきます。
料理の得意な方は食事を懸命に作っています。
お掃除の好きな方は、毎日綺麗にお掃除してます。洗濯物干しを日課にしている人もいます。
とにかく、笑いの絶えないハウスです。
ディですから、もちろん通所の方達は夕方までには、ご自宅に帰られます。
少人数だけ、お泊りの方もみえます。
看護師さんも、ヘルパーさんも、みなさん本当に、楽しくやっていらっしゃいます。
寝たきりの方にも笑顔がありました。
かかしゃんの勤務する施設には、最近特に独語が多くなった方がいます。
それを、うるさいというスタッフがいます。
でも、その方は、他の人との会話は全くできません。着てるもの、履いてるもの、食べるもの、何にも認識できません。独語も、全くわからない内容です。
でも、でも、です。その方はお話ししたいのです。
どうして、それをうるさいとか、黙りなさい、とか言うのでしょう。かかしゃんは、言いません。
ただ、食事中も、食べ物を口に入れたままで、話しますので、もぐもぐしてからね、とは言います。
他の利用者さんたちは、お互いいろいろなお話しをして、楽しんでいます。会話が誰かとじゃなくて、一人、というだけじゃないですか?かかしゃんは、そう思います。
この方は、時々、立って、ウロウロします。
それを、座ってなさい、と叱るスタッフがいます。
確かに、スタッフ数が少ないので、いつもついているわけにはいきません。だから、転倒したら危ないということで、叱るのかもしれません。
でも、でも、です。少しの移動くらいいいじゃないですか?
誰だって、同じところに座っているのは、疲れますから、少しは動きたいですよね。
この「にぎやか」というハウスは
ああしろ、こうしろ、ではなく、その人の意思を尊重する、を念頭においています。
かかしゃんは、このハウスのような場所が、全国にもっとたくさんできることを願ってます。
映像には映し出されない部分で、この経営者の苦労は並大抵ではないと思います。
そして、スタッフの方達の大変さも、それはそれは語れない部分も多いに違いありません。
本当に頭が下がります。素晴らしいです。
ぶんちゃん、毎日、お話し聞いてあげてるじゃん!
おやつの催促は、うるさすぎだよ(。・ε・。)ムー
自分も間違いなく、さほど遠くない将来、完璧に歳をとります。
認知症にならない保証はありません。
かかしゃんは、その方の生きてきた証のいろんな物事を、同じことを何回でも、聞く耳を持ちたいと思います。
昨日は、あみだくじを作って、結構時間をかけて、線をひいてもらい、到達したところに体操の種類をいろいろ書いておき、それをみんなでやりました。
みなさん、あみだくじなんて、いつやったかしら?なんて感じで頑張ってやってましたよ!
字を書くこともない日々ですから、たまにはペンを持っていただくのもいいかもと、作ってみましたが、かかしゃん、やっぱり失敗しました。
テーブルに、マジックインキがついちゃいました。新聞紙でも敷けば良かったですのにね。こういうところが、かかしゃんの間抜けなところなんです。(>_<)
今日は久しぶりに、とっても良いお天気です。
秋の風が部屋を通り抜けていますv(。・ω・。)ィェィ♪