皆様お疲れ様です。



先日

タレントのつまみ枝豆さんの

お母さんが亡くなられたというニュースを見ました



しかもつまみ枝豆さんの

お兄さんとお父さんはそのもう何年か前に

亡くなられてるんですよね。



という事は

お母さんにとって

お兄さんが先に亡くなられているという事は

逆縁になるんですよね。



きっといくつになっても

逆縁は逆縁で

想像でしかありませんが

辛かったんだろうなぁと思ったんです。



そんな事を思っていたら

7年前に亡くなった義父の事を思い出しました。



義父も亡くなった時は

義父の母、つまり私にとっての

義祖母がまだ健在だったんですよね。



ちなみに義祖母は

長男が亡くなる3ヶ月前に亡くなりました。




義祖母が健在だった当時

毎年お正月になると

おばあちゃん

来年はもう居ないかもしれないから

これが最後のお年玉ね。と

口癖のように言い続けて10数年(笑)



その話を奥さんから

毎回聞くのが恒例のようになっていました。



結婚当初は

後期高齢者とは思えないほど

元気いっぱいの義祖母でしたが

義父が亡くなる頃には体調も少し崩してて

以前のような元気さは

微塵も残っていませんでした。



そんな折に突然知らされる

息子の死



義父は自分の身体がもうダメな事は

誰にも言うなと伝えてて

家族や私達一部の人しか知りませんでした。




だから

義父が亡くなった事を知った時は

さぞ驚いた事でしょうね



でも私達も当時は

そこまで気遣う余裕は全くありませんでした。



私も会社を休んで

奥さんと義姉夫婦が

葬儀の打ち合わせに忙しかったので

うちの子供達と義姉の子を

私がずっと面倒見ていたんですよね。



子供達にとって

初めての身近な人の死



子供同士で楽しそうに

遊んだりはしていましたが

やはり空気は重くなっていました。




だから

こんな時は頭空っぽにして笑おうぜ!

となり





何故かこれを皆で見て

大笑いした記憶照れ




もしこれが長男の時だったら

いくら面白いといっても

映画なんか見る気にもなれなかったし

実際に映画を見る事も無かったですけど

この時はこれが正解でしたね。



子供達は大笑いし

重苦しい空気が少し軽くなったのを

覚えています。



でも

子供達には出来るだけ

無邪気にいてもらった方が

良いですよ。



時々それが逆に

悲しく感じる事もありますけどね泣き笑い




義父の葬儀が始まり

義祖母も式場へやって来ました。




当然義祖母は

家族に支えられてずっと泣いていました。



そりゃそうですよね

大切な我が子が亡くなったんですから




出棺の時

義祖母が義父の顔に手を当て

優しい声で言いました。




「気を付けて行くんだよ」




正直私には

この言葉は言えないと思います。



それはもちろん

この逆縁という立場としての話です。



だって長男と離れるなんて

私には考えられなかったですもの。



でもそれは

義祖母も同じだとは思うんです。



だけどあの優しい口調の

「気を付けて行くんだよ」には

母の愛情を感じずにはいられませんでした。



まるで小学生の子供を

お母さんが学校へ見送るような

そんな優しさだったんです。



親の愛も変わらないけど

悲しみも変わらない

いくつになっても逆縁は逆縁なんですよね。




今頃長男は

義父と義祖母に会って

義祖母の手料理でも

2人して食べてたりするのかなぁ



そんな光景を想像しながら

お空での幸せを願う私なのでした。






最後までお読みくださり

ありがとうございます。



はじめましての方へ

よろしかったら

こちらもお読みいただけますと幸いです。



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