今日は詩画集『玻璃隕石の降る夜』刊行記念ということで栗田政裕さんと詩を書かれた石黒敦彦さんのアーティスト・トークが行われました。
栗田さんは木口木版画家のグループ『鑿の会』のメンバーでした。現在の日本で木口木版があるのは、この鑿の会があったからと言っても過言ではないでしょう。
ぼくは偶然にもメンバーの一人、山本進さんから木口木版を大学生の時に教わりました。
栗田さんにお会いするのは今回が初めてなのですが、実はぼくがまだ大学生だった30年ほど前に面識もないのにいきなりお電話して、木口の版木について質問したことがあります。
その時は栗田さんに「あなたは一体誰なんだ?」と聞かれました。当たり前ですよね笑
アーティストトークでは今回の詩画集誕生のいきさつはもちろんのこと、版画と詩(文章)の関わりや版木についてのお話等聞けて、とても楽しい時間が過ごせました。
一緒に実際に彫られた版木や鑿の会時代に出版された貴重な詩画集も見せて頂きました。



