農薬とは28 ~このシリーズを書いて~ | 小松菜農家 hideのブログ

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ラストに追記デス。



このブログを書いている最中に色んな人と意見交換していて

『安全』について、結局矛盾のぶつかり合いが多々あった・・・。



●ある信頼できる有機栽培推奨の方が言っている安全

●ある化学物質過敏症の方が言っている有機栽培が合わない。



この二つってはっきり言って矛盾だよね?

もう、あのテレビ番組になるよね?wwww


あ、有機栽培推奨の人が言っている安全というのは

化学物質過敏症の方の合わないとは意味が違うなら

矛盾はしないのか。




※個人的には農産物において安全を主張すべきではないと思っているし

○○栽培、○○農法で野菜の性質というのは保証されないと思っている。

昨日のブログにコメントくれた人の意見 をみなさんはどうとらえマスか?



○○栽培だから安全とした場合、それ以外が自動的に危険となるのだが・・・

とりあえず、今の日本の食品を危険危険みたくいう人たちに聞いてみたい。

何が危険なのか。農薬が農産物において危険だとするなら、このシリーズを最初から

読んでみて、ADIの理論をひっくり返してから主張すべきではないか。

(当然ルールは守っている前提で、ルールを守れないことは論外である。)



ここで余談だが

俺の親父の若かりし頃の高度経済成長期。

その頃の東京都の話を聞くと・・・




何故親父は今も平気で生きている・・・?wwww

何故俺の祖父も90オーバーまで生きた?


と思えてしまうものが数多くある。このシリーズが終わって落ち着いたら

江戸川区の農業の移り変わりを少々書こうと思っているので、日本の中心だった

東京と、その地域の農業の大きな変貌ぶりが解ると思う。


実際、その頃より確実に安全だと思う。

何しろ道路舗装の為に産業廃棄物の六価クロムを用いたw


当時それは『ガスガラ』と呼ばれ、道が当然アスファルトではなく

土だったため、当時の車の三輪車が通れば穴が開き

その補修の為にガスガラを使って埋めていた。



その上を裸足で走り回って遊んだのが俺の親父だwww

同年代の人の中には同様の経験をした人もいただろう。



後にガスガラが六価クロムだとわかったのだというw

当時、なんか足の裏がピリピリしていたとか言っている始末だ。

(当然裸足wいやね、これをもって、何かを安全だという意味ではないけどね

比較として今の方が安全なんじゃないの?って意味ね。)


※濃度の濃い部分は今も稀に江東区の日本化学工業跡地等で

発見され問題となったが、比較的処理が容易く、今は問題となっていない。

また、多くは微生物分解され人間には無毒の三価クロムになるという。


さらに浜離宮や築地周辺の川は川底からメタンガス?かなんかの

不明なガスが発生し、魔女の作る毒を煮詰めるシーンの様になっていたというw



当然魚なんていなかったと何人もの上級おっさんたちに聞いた。

更に東京の空気は大気汚染防止法規制前で猛烈に曇っていた。


東京湾の空気が大気汚染で目に見えて汚れていた様は

ジブリ作品のコクリコ坂からの中でも非常によく描写されている。


モクモクと立ち上る工場からの煙

船のシーンでは前が見えないのだ。



今の東京はそれほど汚れてますか?


地球が人間の為に生まれたわけではない以上

安全は相対的でしかなく、絶対的な安全はない。


親父の生きた時代は戦後だったが、戦時中でも同じことだろう。

更にもっと歴史を遡っても、今よりも遥かに安全だとか

今よりも寿命が長く皆が健康。



というわけではなかっただろう。

食品の安全シリーズの最初に書いたが

人間が食べるというのは『健康に長く生きるため』だと思う。



『昔はよかった』



というのは、思い出補正ではないだろうか。

そりゃー、昔にもいいところは多々あったと思うが

その裏に不便や、食べられないという現実があった。

それは今あまり描写されることはない。



今の方がいいところが多いのではないか?

それは確かに欠点もあろうし、昔のいいところを見習う必要もある。

現時点で医学の行き過ぎは確かに考えざるをえない部分もある。

更に衛生的すぎるというのも一つの欠点だと言える。


衛生的なことがアレルギーの原因の1つになっているというテレビ番組をみた。

(かといって、大自然っぽいイメージのアフリカの映像を見る限り

ハエが絶え間なく飛ぶ世界に今の日本人は耐えられない。

たぶんストレスで気が狂う人もいるはずだwwwあと病気になるね。)


今の日本に問題があるとすれば衛生的すぎることであろう。

買ったものが少々腐ってたってOKじゃん♪捨てればいいんだし。

くらいの価値観を持てばいいのだ。


反面、台所洗剤のカビのイメージ画像等はやや行き過ぎだと思うw

あのカビ?のビッシリ入ったスポンジ等の映像はショッキングではある。



ちょうどアフリカの例が出たが

戦前、戦後の日本においては子供が生まれても多くは育たない。

映像でみるアフリカほどではないにしてもハエも沢山飛んでいたと聞く。

これが自然王国アフリカでは今も起こっている。


健康・不健康の前に死んでしまうのだ。

生まれても生きられないのだ。半数以上が病気や餓死で亡くなるという。

生き残った人間たちが強いのは当たり前だ。


強いから生き残ったのだから。



反面戦後の日本は何よりも先に経済成長を目指した故

色々な犠牲を払った。が、その時代の人たちの方が

今の人よりも力強く生きている気がする。


※この辺りはこんな抽象的な表現ではなく

もっと具体的に調べてみたいが、今は時間がない。



俺の親父曰く。


昔は芋のツルを食べ

ケーキなどなく、羊羹を兄弟で争奪戦の末

箪笥に隠すことで勝利を得た親父の弟(俺のおじさん)

の話を聞くとwwww




何を豊かさとするかによるが

総じて今の方が豊かだと思う。


(足りないくらいが豊かだとするなら、現在を貧困ともいえるが

世界に食糧難の国がある以上、そんな価値観は成り立たない。)




ただ、現在の日本人が失ったのは当たり前にあることへの感謝ではないか。

苦労だとか、悲しみだとか、嬉しさだとか、喜びだとか。

喜怒哀楽のようなものが薄れている感じがする。

恵まれているということを当たり前にし過ぎ。



心の底から笑ったのは久しぶりだったり

家族で1個の食卓を囲んで豊かな食糧に感謝したり

夜更かしせずにそれなりの時間に寝て、朝は早起きして

バランスのいい食事をして、適度な運動をする。




こういうことが失われて、その上で



『どの物質が危ないから排除』




いやいやいやw

だから、その危ない物質よりももっと危ない物質の中で

生き続けて今も元気な親父世代が豊かに生きていることを

見習っていいと思うんだ。


むしろこの地球が人間の為にあるわけではないのだから

リスクのないものなんてない。




不都合の無い世の中はない。

人間にとって100%pureはない。




だから自分の体には悪いものは1ピコグラムでも入れない!

なんて頑張ってみてもキリがない。もし、そう思えているなら

それは知識が足りないか、思い込みだ。


(思い込みも大切だが)

やり取りした中で、ある人が言っていた。

今の日本のものが全部毒だと。



で、それらを1個1個排除する方法も解らなくもない。

実際それでその人は健康と笑顔を取り戻したのだから

否定する必要はないが



汚れた大気(別に今の日本は死ぬような汚染ではないけどw)

その汚れが雨となって、大地に降り注ぎ植物が吸っているのだから

100%なんてありえない。ろ過した水で天然の雨を当てないように

育てた野菜ならいいのだろうか?



何度も言うように植物自体が人間の味方ではない。

人間の為に存在しているものなんてこの世にはない。

科学がもっともっと進めばわかってくるだろう。


一部の野菜を取り続けることで、マイナスが生まれることもあるのだ。




極端な例が日常的に実際あって

農家そのものだ。農薬は1度置いといたとしても



1つの野菜。



に接し続けることで起こるのである。

食べることによるものもあるだろうが、日々接し続けるだけで

それによりアレルギーを生むという例が実際ある。

農家の2人に1人がなんらかの植物アレルギー。というデータが


1992年の時点で佐久病院含む研究チームのデータから出ている。

この点においては直接その機関に現在の状況を訪ねているので

後日詳しく書こうと思うが、今解っていることを簡単に書くなら・・・


症状として


●かぶれ

●鼻づまり、鼻水、くしゃみ

●目が赤くなる、かゆくなる

●蕁麻疹

●せき・たん


男性に偏って湿疹。



農産物別ならば


りんご、梨、スターチス、オクラ、ブロイラー。



この辺りは比較的偏って症例が出ているようだ。

そして、どんな経営作物にもアレルギーが起り得る。

と付け足されていた。農家は実際あまり自覚ないだろうけどね。

他の特殊な産業にもあるだろうから。



野菜が100%人間の味方。

農薬かけなきゃ絶対安全。

肥料をやらなきゃ絶対安全。




とか思っている人が浅い。

食品に安全とかおかしい。


特に同じ品目を栽培していると発生率も高くなるという。



それでも俺は小松菜を栽培し続けるけどねw

アブラナ科万歳♪www

※狭い面積を有効活用できるし♪



個人的には小松菜の栽培者であり、医者ではないので

どことなく抽象的になってしまい、結局調べるのにも限界があったわけだけど

このブログを書くきっかけにもなった消費者の方とのやりとり、そして、こういった内容を

書くことで新たに別の化学物質過敏症の方々のブログを観たりして多くのことを思いました。




ちなみに、当然のことながら俺自身にそれを治す術はありませんし

診断もできません。ただ、何度もいうように



野菜の販売において

安全の付加価値を付けること


は間違っている。




ということでしょうか。

ほとんど根拠がない。

あるのは矛盾ばかり。

調べれば調べるほど



矛盾していて俺にも

さっぱりプゥだw


どっちが嘘をついているわけでもないのだろうが、仮に嘘とするなら

有機栽培(自然栽培)は安全であるという主張が嘘になる。(別に危険だと言う意味ではない)

だって、実際体に合わない人がいるのだもの。そちらを嘘というのは酷い話だ。


で、その化学物質過敏症の方々が自然栽培ならいいのか?と

思えば、それでもダメな人がいるわけだからね。




どんなに言っても人間にとって危険を言うなら



量の問題



を避けることは不可能。どんなものでも大量に摂れば毒となる。

微量で死ぬような物質だとしても、それを薄めれば栄養や薬となる。


そして、片方を突き詰めれば必ず片方が疎かになる。


繰り返しの話になるが、大分前に〆に使おうと思ってメモっておいた

内容を貼り付けて、このシリーズを一度終わりにしようと思う。




この世の全ては化学物質である。
これは食品の安全シリーズでも書いたが当然。


よく、化学物質を悪だとし、自然・天然を愛する人がいるが
化学物質という言葉を理解していないためにそうなる。


とっても残念な思想で浅すぎてびっくりする。
今や、ネットでググれば10分程度で理解可能だ。


そして、農薬に関してのリスクに関してもそうで
今の時代、綺麗を通りこして綺麗すぎるという風に
考えてもいいのではないかと思う。


故に、自然物、微生物等を全て善とし、人工的な物質を悪とする
風潮がある。何度も書いているが、ただの化学に対する
根拠のないアンチテーゼだろうと思う。


何故なら、実際は食品においては微生物の方が恐ろしいのだ。
過去の歴史を遡ったり、科学者の言っている話を理解すると
わかってくる。水に対する塩素と微生物の関係などは
非常に理解しやすい。



現在の農薬に関しては、ルールを守ればヒトへのリスクは
かなり徹底して低いと思える。が、低くてもあるならば
0を目指すべきでは?と考える消費者もいるだろう。


その人の頭には天然なら100%安全。

自然のものしか体に居れたくない。そういった思想があるからだ。

しかも、その思想は自然や天然を医学、化学を用いて

散々叩いておとなしくさせた今の世の中だから生まれている。


多くの病気や菌を怖がるよりも、それを防いでいる
薬や殺菌性の資材を怖がるのはそのためだ。
多くの場合、こういったリスクはトレードオフといって
相対するものである。



日本という幸せな国に生まれたのだから

前向きに生き、精一杯やりたいことやろう。

当たり前のものの当たり前さをちょこっと感じて

少し感謝してみると結構面白い。


健康を目指すなら、まずは1個1個の物質の危険性を知り

その物質の化学式を細かく知ることよりも



●睡眠

●人間同士のコミュニケーション

●バランスのいい食事

●規則正しい生活

●程よい運動

●喜怒哀楽

●考えすぎないw ← 結構重要w



などなどだ。

これらを蔑ろにしていたら、仮に存在したとしても



究極に素晴らしい野菜とやらをいくら食べたってダメだw



が、こんなことは当たり前すぎて本にもならない。

1個の究極の小松菜を食べたらどんな病気も治るっ!

なんて方が話題になる。仮に嘘でも話題になるから怖い。

結局そんなものはない。



食事に関して迷ったら給食を思い出してみよう。

もちろん学校給食に欠点がないとは言わないが

他の生活よりも遥かに有意義だろう。何故なら人生において

唯一の計算されたメニューだ。


食事をする環境もいい。

1つの教室で、人と人とが机を囲んで食事をする。

しかも、色彩豊かで栄養バランスも考えられている。



現在の栄養学をバカにし、1個の野菜の成分を主張したり

1つの物質の僅かな危険性を誇張表現している輩がいるが

そんなものでは健康は絶対に手に入らない。もしもそうするなら

現在の栄養学をすべて勉強してから欠点を補うことが正しい。



牛乳を悪だとする人もいるが、その人は

上記のものよりも優れたことを提示できるだろうか。

牛乳を飲みさえしなければ健康になれるというのか。



俺は牛乳が好きだ!!w




最後に市民ランナーの俺から一言。

俺はかつて学年TOPクラスの





デブ





だったw

それで、さらに運動音痴だった。

何も出来なくて放課後は跳び箱3段を飛ぶ練習を

させられて泣きそうになったものだw


が、そんな肥満児でもジョギングは可能だった。

今は忙しいが、フルマラソンでも2時間半を目指せるランナーに

なることも出来た。



実際、人間が1週間に1度も運動で汗をかかないことが

そもそも不健康である。軽くでいいから運動せよ。

少なくとも多くの人はそれで少し健康になる。


そして、俺みたいに100㎞はやめようw

やり方によっては結構な勢いで不健康になる。


ただし楽しい。(個人差アリ。)



農薬とは① ~はじめに~

農薬とは② ~農薬の概念~

農薬とは③ ~奇跡の外し方~

農薬とは④ ~鍵穴合わせ~

農薬とは⑤ ~農薬の使用有無に関しての安全性~

農薬とは⑥ ~何故農薬を使うのか~

農薬とは⑦ ~具体例~

農薬とは⑧ ~化学物質とは~

農薬とは⑨ ~農産物の流通の歴史①~

農薬とは⑩ ~付加価値~ ← お蔵入りしそうだったw

農薬とは⑪ ~農産物の流通の歴史②~

農薬とは⑫ ~経営における無農薬という付加価値~

農薬とは⑬ ~資材における有機という価値~

農薬とは⑭ ~農薬を使わないで栽培する方法①~
農薬とは⑮ ~農薬を使わないで栽培する方法② by メクレ~

農薬とは⑯ ~農薬を使わないで栽培する方法③ 生物の拮抗~

農薬とは⑰ ~農薬を使わないで栽培する方法④ 肥料分と昆虫…

農薬とは⑱ ~中締め~

農薬とは⑲ ~生産者のブレ幅~

農薬とは⑳ ~化学物質過敏症とは~

農薬とは21 ~消費者からのメール①~

農薬とは22 ~消費者からのメール②~

農薬とは23 ~消費者からのメール③~

農薬とは号外 ~映画『奇跡のリンゴ』の観方~

農薬とは24 ~消費者からのメール④~

農薬とは25 ~消費者からのメール⑤~

農薬とは26 ~消費者からのメール⑥~

農薬とは27 ~まとめ~

農薬とは28 ~このシリーズを書いて~

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