こんにちは
じぶん呼吸セラピーコーチ 山脇節紀です
ヒプノセラピーモニター16人め
Hさんのレポートです
いつもブログを丁寧に読んで下さって
セッションの内容については
大体のことはご理解下さっていましたが
はじめてのセッションは
やはり緊張するもので
「前世」を見るか
「今世の幼少期」を再体験するかも
ギリギリまで悩んでらっしゃいました
最終的には「前世にします」と決意して
セッションに臨まれました
今回セッションを受けるにあたって
Hさんは 時々襲われるある感情について
その原因が知りたい と仰いました
ご主人と一緒にいるとき ふと
「自由になりたい」
「面倒臭い」
「邪魔しないで」
そんな感情が湧き上がってきて
たまらなくイライラしてしまう と
退行誘導の方法は 色々ありますが
Hさんには「感情の架け橋法」で
前世に入っていただくことにしました
つい最近経験した
「自由になりたい」
「面倒臭い」
「邪魔しないで」
という感情が湧いた場面を想起しながら
退行催眠をしていただくと
その感情をはじめて持つ原因となった
前世の場面に足を下すことができます
・・・
できるはず でした
・・・
ところが
彼女が足をつけたのは 水の中
あたたかくて心地がいい と言います
ここがいい と言います
何が見えるか と問うと
青い光が見える と言います
あなたはどこから来たの? と問うと
青い光から来た と言います
ん 困った
わけがわからない
ひょっとして羊水の中かな?
と思うのですが
本人がそうは言わないので
決めつけて誘導することは避けました
今までにないパターン
どうしてここに来てしまったのか
それがわかる場面に行こう と誘導してみます
すると 今度は
海の中に浮かんでるみたい と
そしてまた 光が見える と
今度は白い光
白い光に向かって進んでる と言います
そうなんだ・・・
いつまでそこにいるの? と問うと
ずっとここにいたい と
しばらく 海の中を漂っていただいて
いつか ここから出ると言ってくれるまで
待つことに しました が
しばらくしてまた
まだここにいるの? と尋ねると
ここがいい と言います
ここから出るのは 怖い と言います
はて どうしたものか
困ったぞ
潜在意識が見せようとしている場面を
顕在意識が見せまいとしてるケースかな
セッション中 通常セラピストは 無理に
クライアントさんをコントロールしませんが
このまま
セッションを続ける意思があるのかないのか
彼女に選択して貰う必要がありました
尋ねると 彼女は素直に
前世を見に行く と言ってくれました
ようやく彼女が本気で
退行することを決めてくれたと思いました
もう一度 数を数え直して
前世に 足を降ろしてもらいました
今度は
靴下をはいた少女に戻っていました
どうやら
退行には成功した様子
白い半袖のTシャツに赤いスカート
黒髪に黒い瞳 肌は肌色
ん?日本だな
そして 何が見える?と問うと
仏壇とおばあちゃん
・・・
そこは 前世?今世? と問うと
「今世のわたしのこどもの頃」と答えます
あらあら
・・・どうしますか?
このまま今世の幼少期を体験することも出来るし
前世にもう一度入り直すこともできますよ
と問うと 彼女は
「このまま行きます」と
ここから急遽
年齢退行セッションに方向転換
その場面は
両親が言い争いをしているところでした
こども達との約束を守らず遊び歩いて
お金を使い込んでしまう父親を 責める母親
その様子を不安そうに見ている
Hちゃんと弟さん そしておばあちゃん
さあ
どんな展開になっていくのか
当時7歳の Hちゃん
いま 何を感じているのか
お父さんお母さんに言いたいことは何か
あのとき 言えなかった思いと言葉を
吐き出して貰います
二人には仲良くしてほしい
お父さんには約束を守ってほしい
ちゃんと家に帰ってきてほしい
するとご両親は 案外素直に
謝罪の言葉を口にしました
それでも
Hちゃんは納得出来ていませんでした
お父さんは絶対また嘘をつく
また約束を破って家に帰ってこない
お父さんとお母さんの表情も固いまま
そこで
息子夫婦のおばあちゃんに尋ねてみます
なぜ おばあちゃんは
二人の喧嘩を止めないんですか?
息子に悪くて…と言います
なぜ悪いと思うんですか?
小さい頃 一緒に暮らしてやれなかった
寂しい思いをさせてしまった息子に対して
いまも遠慮してしまう と
お父さんとその母親との間にあるわだかまり
それが孫娘の心に傷をつけている としたら
お父さんのインナーチャイルドを
先に癒してあげる必要があります
お父さんの幼少時代に
退行していきました
家庭の事情で5歳から中学校卒業まで
親戚に預けられて育ったことがわかりました
母親の愛情を受けずに
大人になってしまったお父さん
その幼少期の傷が 未来の我が子の傷として
受け継がれてしまった 負の連鎖
お父さんのインナーチャイルドが癒されれば
Hちゃんが 救われます
お父さんには こどもの頃
お母さんとしたくても出来なかったこと
全部を体験してもらいます
一緒にご飯を食べたかった
一緒に買い物に行きたかった
一緒にお風呂に入りたかった
一緒にお布団に入って寝たかった
全てを体験して 十分に
お父さんのインナーチャイルドが癒されてから
あの両親の
言い争いの場面に戻ります
すると お父さんは
真から改心していました
Hちゃんには
お父さんが本当に謝っている事がわかりました
お父さんに
Hちゃんに何と言ってあげますか? と問うと
一緒に遊ぶ と言って
Hちゃんの手を引いて二人で外に出かけます
そして近くの公園で遊びます
Hちゃんは
嬉しそうなお父さんの顔を見て嬉しくなります
Hちゃんは 当時
お父さんとしたくてできなかったことが出来て
嬉しい氣持ちでいっぱいになります
Hちゃんの傷ついたインナーチャイルドが
癒された事がわかりました
そしてあの 現在の
Hさんが つい最近経験した
「自由になりたい」
「面倒臭い」
「邪魔しないで」
という感情が湧いた場面に戻ります
感情が書き換わっていました
イライラせずに優しい氣持ちで
ご主人と和やかな時間を過ごしていました
セッション後 Hさんにいただいた
アンケートをご紹介します
Q1. お申込みのきっかけは何でしたか?何が決め手になりましたか?
A1. ヒプノセラピーを受けてみたかったし、節紀さんだと安心だから。
Q2. どんなことを期待されていましたか?具体的な悩みや課題をお持ちでしたか?
A2. 自由になりたい、邪魔しないで、と思うことがある。それはどこから来ているのか知りたかった。⇒父親が約束を守ってくれなかったことに対しての悲しさや怒りから来ていたと思う。
Q3. 催眠療法を受けてみた感想をお聞かせください
A3. 自分では氣づけなかったことまでに氣づくことができた。(父親のことで傷ついていたと思っていたけど、自分が思っていた以上に傷ついていたんだということ)
Q4.「セッション前はここが不安だった、心配だった」けど「受けてみたらこんな状況だった、こんな風にできた」など、具体的な成果と満足度を教えてください。
A4. まず催眠に入ることができるのか不安だったけど、きちんと催眠に入ることができ、その人の氣持ちにもなれた。その人の氣持ちが「心」で感じることができた。
Q5. セラピストについてお聞かせください。
A5. 誘導のときのスピード、声のトーンがとっても良かった。特に声のトーンが心地よかった。
Q6. ヒプノセラピーをどんな方に勧めたいと思われますか?
A5. 自分の悩みがどこからきているのか、知りたい方へ。
Hさん
ご協力ありがとうございました
セラピストの卵にとっても
大変貴重な体験になりました
潜在意識は いつも本質に戻す働きをする
潜在意識は 間違ったことはしない
潜在意識は 自分を傷つけない
潜在意識は 最善最適な方法を知っている
セラピストが癒すのではない
クライアント自身の潜在意識が
すべての答えを持っている
セラピストは 自身とクライアント本人の
潜在意識を信じてセンションを行うことで
最善最適 最幸の癒しが起こる
***
後日 Hさんから
メッセージが送られてきました
ヒプノセラピーを終えて感じることは、子供の頃の私は、父親が好きで、好きなお父さんにもっとかまって欲しかったんだなと思います。
また、父親も父親で辛い思いをしてたんだろうなー
父親への思いが氷が溶けていくようです。
Hさんのお父様は
すでに他界されていますが
ヒプノセラピーによって
お父様のインナーチャイルドが癒されることで
彼女のインナーチャイルドが癒されました
Hさんにとっては
思いもよらない過去への退行でしたが
予想以上の感情の解放が行われたようで
大変喜んでいただけました
***
幼少期のこどもは
大人の心をちゃんと読み取っているものです
そして大人に氣を使って
言いたいことを飲み込んでしまいます
飲み込んで隠されたその感情が「傷」として
潜在意識の奥底にしまいこまれて
知らず知らず大人になってからの
生きづらさに繋がっていることがあるようです
ヒプノセラピーでは その生きづらさを
3時間のセッションで少しずつ
取り除いていくことをします
「前世療法」「年齢退行」に関わらず
ヒプノセラピーに興味ご関心のある方は
トライアルセッション展開中の
いまがチャンスです
①毎月10名さま迄とさせていただきます
②トライアル期間の終了時期は未定です
終了月の前月までにご案内いたします
③トライアル期間内であれば
何度受けていただいても結構です
④無料モニターを受けて下さった方でも
期間内なら何度でも受けていただけます
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