毎年8月15日に行われている興国寺の火祭り。別の予定があり途中からになってしまいましたが、何とか今年も見ることができました!
というわけで今回は、火祭りのレポートをお届けしたいと思います!
興国寺の四大祭のひとつである火祭り。中でも火祭りは一番歴史が古く、約750年前の鎌倉時代にさかのぼります。
県の無形民俗文化財にも指定されている、伝統的なお祭りなのです。
火祭りでは、地元の青年団の方が特大のたいまつを担ぐ「土俑担ぎ」が行われます。長さ4m以上、重さ200キロ近い土俑をひとりで担いで釜場を一周するのです。本当に大変そうです。
お祭りでは土俑をロウソクに見立てて立てかけたり、4つの土俑を井形に組み立てたり、自由自在に扱っていました。とても迫力があります!
この日は始まる前に少し雨が降っていたので、水を吸った土俑はかなりの重さになっていたと思います。青年団のみなさん、お疲れさまでした。
燃えさかる土俑の上に、興国寺の大灯籠を筆頭に檀家各家の灯籠がくべられていきます。
灯籠を燃やしながら、どんどん勢いを増す炎。先祖の魂を送る意味があるそうです。