こんにちは、
フォトグラファーのヒッキーこと
森藤ヒサシです。
日々、写真を好きで
本当に良かったな
と実感しています
私にとって写真がなかったら
いったいどんな人生だったんだろう
という恐怖も感じてしまいます
写真を職業にしていることで
撮影したり教えたり
見たり学んだりしていることが
とても幸せに感じるのです
好きなことをして
それを仕事にできることは
この上もない幸せなこと
けれど
最初からこんな風に
感じていたわけではありません
そもそも私は
写真があまり好きではありませんでした
130年以上続く
写真館の長男として生まれ
家業を継承することが
義務付けられていました
小さい頃から
ヒサシは将来は
写真館の後継ぎになるんだよ
と言われ続けたので
そうなることが当前のことであり
何の疑問も持っていませんでした
写真館の後を継ぐため
日大芸術学部写真学科に入りました
しかし、
写真を褒められたこともなければ
賞に入選したこともありません
成績も悪いので
苦手意識も増し
写真が嫌いになっていく
嫌いだから一生懸命やらない
ますます成績が悪くなる
そんな悪循環だったのです
その後アメリカに留学
心を入れ替え
写真に打ち込んだので
いい成績を取ることができ
少しは写真に自信を持つことができました
しかし、
決して好きで写真を撮っていたわけではなく
写真を仕事で撮っていたので
義務感で撮影していたのです
義務感で撮影していても
決して楽しくはありません
私が撮影した写真で
お客様が喜んでくれるのは
とても嬉しいことでした
それでも写真を
心から好きになったわけではありませんでした
いつしか写真よりも
ビジネスをうまくいかせること
会社を発展させることに
力を入れるようになり
少しずつ写真を撮ることよりも
経営の方に興味は傾いていきました
といっても、もともと
経営者向きの性格ではないので
思ったように業績は伸びません
自分中心に
会社を動かそうとしていたので
スタッフたちもなかなか育っていきません
会社がうまくいかないのも
自分のせいではなく
誰かのせいにしてしまうような
未熟な経営者だったのです
どうすればもっと会社がうまくいくんだろう
どうすればもっと社員が育つのだろう
そんなことを思っていた時
出会ったのが
作家の本田健さんでした
「ユダヤ人大富豪の教え」
「きっとよくなる」
「２０代でしておきたい１７のこと」
などで現在は累計800万部以上を売っている大作家です
彼はお金の専門家であると同時に
大好きなことをして幸せに生きる
というテーマで
講演やセミナーをしていました
私はお金のことをもっと勉強したくて
彼のところに勉強に行ったのですが
そこで学んだのはお金のことではなく
自分がどう生きたいか
ということだったのです。
本田健さんはセミナーの中で
幸せに生きるには
好きなことを中心に生きていく
ということを話していました
セミナーで
「あなたの好きなことは？」
という質問がありました
人に喜ばれること
長い間やってきたこと
人にやってあげたいこと
という項目の答えを考えていた時
その答えが全て
「写真を撮ることだ！」
ということに気づきました
それまで写真を心から好きだ
と思うことがなかった私は
私は写真が好きなんだ
という答えにとても驚き
そして感銘を受けたのです
そのことに気づくまで
写真は私にとって
一つのビジネスの道具で
人との競争するものでもありました
どんな写真をとれば
お客様に喜ばれるか
まわりの人から認められるか
そんなことばかり気にしていました
私は写真が好きです
ということが腑に落ちてから
写真に対する接し方が変わりました
写真は人から評価されるものでもなく
自分が思うように撮影すればいいのだ
という許可が下りたのです
写真を好きとわかってから
経営に走るのではなく
写真を撮りたい
と思うようになりました
いろいろな賞にも
当たり前のように入選するようになり
最高の賞もいただくことができました
写真を好きと心から気づいたことによって
写真も私を好きになってくれた気がします
写真も私を好きになってくれた気がします
自分のことを好きでいてくれない人を
好きになれって言っても難しいですよね
自分のことを好きでいてくれる人のことを好きになる
というのが人間の心理だと思うのです
同じように
私が写真を嫌いだ
と思っていたり
写真をただの道具
としか思っていなかったら
写真も、私のことを好きになってくれないでしょう
私に
「写真が好き」ということを
気づかせてくれた本田健さんには
心から感謝しています。
と同時に
今は気軽に食事に行ける友人でもあります
現在私は
好きな写真をビジネスにすることができ
とても幸せに感じています
私が撮影したお客様も
きっと幸せを感じてくれている
と思っています
料理が好きではないコックさんに
料理を作ってもらっても
あまり嬉しくないのと同じです
写真を好きでない人に
写真を撮ってもらっても
撮影してもらった人はあまり嬉しくないのです
好きだからこそ
もっともっと上達したい
と思うことができるし
好きだからこそ
もっと写真を知りたい
と思うのです
ぜひともみなさんも
自分の好き
を追求していってください
それがもっとも幸せなことだと思っています
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
森藤ヒサシ
(ヒッキー)
【Zen Photographer Hicky youtubeの
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なな、なんと、 英語版でyoutubeをスタートしましたーーー！
4,5年前にはやっていた時期があるのですが、
なんとなく自分らしくなくやめてしまいました。
来年は、ワールドワイドで、
英語版で写真のテクニックを伝えていこうと思ってます！
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