5月、京都での日々彩々の課外活動の夜。
皆様との食事のため、お店付近でタクシーを降りた際に、
大切にしていたピアスを片方落としてしまいました。
その場では皆様もご一緒でしたので、ゆっくり探すこともできず。
どうしても諦めきれなくて、
翌朝、まだ街が動き出す前の朝5時に、レンタカーを借りてもう一度その場所へ。
そして、道端で見つけることができました。
見つけた瞬間の安堵は、今でも忘れられません。
ただ、一晩そこにあった間に車に轢かれてしまったようで、
そのまま使える状態ではありませんでした。
それから修理のために海外へ渡り、
長い時間をかけて、ようやく私のもとへ。
きれいに直った姿を見たら、
あの日の朝5時、探しに戻って本当によかったと思いました。
物の価値は、価格だけではなく、
誰から贈られたのか、どんな時間を一緒に過ごしてきたのか。
年月を重ねるほどに、
そこに自分だけの思い出が加わっていくように思います。
器も、ジュエリーも、身の回りのものも。
気に入ったものを選び、
大切に使い、必要になったらきちんと手を入れて、また使う。
新しいものを迎える楽しさももちろんありますが、
大切なものを手入れしながら長く使うことも、私にとっての「整える」のひとつなのかもしれません。
おかえりなさい。
今度こそ、落とさないように大切にします。
