『同じなんだ』


今日何か変わってくれ

いつもいつも そう願って生きてる

今日も何も変わらなかった

嗚呼嗚呼 グラスに嘆きが溜まってく


表面張力で

あとどれぐらいもつだろうか


心が溢れそうなら

壊れそうなら

僕もそうだ 同じなんだ

揺らぎそうなら

霞そうなら

僕もそうだ 同じなんだ

君と僕は同じなんだ


アルコールで誤魔化すと

ついつい本音が出過ぎるから

飲んで疼いた夜に限って

携帯は仕舞うようにしてる


周りを見ると

置いてけぼり食らったようで


自分が溢れそうなら

壊れそうなら

聞いてほしいのに

黙ってしまうなら

訳も分からず逃げたくなるなら

僕もそうだ 同じなんだ

君と僕は同じなんだ


よく聞く綺麗事じゃ

誤魔化せないぐらい

満たされずに悶えてるなら

紙一重で今日を形にしてるなら

僕もそうだ 同じなんだ


心から笑えない夜に

性根の貧しさを嘆きながら

それでもそんな自分でも

誰かの役に立ちたいと願って空を仰ぐなら

僕もそうだ 同じなんだ

君と僕は同じなんだ