『運命-さだめ-』
あぁ呼吸ってこんなに難しかったっけ
吸って吐いてっていつもどんな風にやってたんだっけ
苦い酸素と 重い二酸化炭素
背中丸めた 老廃物の塊
テレビをつければ悲惨すぎるニュース
神の不在を無情に突きつける
それでも空に手を合わせること
やめられない脆い塊
それが僕です
どうせ決して結ばれはしない運命なら
出会わなくてよかったなんて
嘘ばっか悲しいね 強がりは虚しいね
あの日のキスが全てを狂わせていった
誰より君の幸せを僕は願っていて
でもそれには 僕は邪魔で
悲しすぎる矛盾だね あまりにも悲劇だね
無機質に流れていく街に放り投げた
曖昧な溜息
あぁ声が聞きたいけど聞けたのなら
次はそっと肩に触れたいと思ってしまうでしょう
晴れた空は身の丈に合わないな
止まらぬ欲望 自己嫌悪の塊
明かりを灯せば見えすぎるから
周りの色んなものに蓋をしてる
間違いだらけのこの場所で
正しさを漁る塊
それが僕です
冷たく光った月に胸が張り裂けそうで
でも太陽も 恨めしくて
行き場所が無いからね 生き様も見えないね
ならせめて思考回路を壊して笑おう
曖昧な溜息
手を繋ぐだけでこんなに幸せだと知ってしまった
それが悲劇の始まりだった
友達のままで我慢できていたら
ずっとずっと一緒にいられたのに
交差点の数に嫌気さし立ち止まった
君は何処で誰に向けて笑っていますか
どうせ決して結ばれはしない運命なら
出会わなくてよかったなんて
嘘ばっか悲しいね 強がりは虚しいね
あの日のキスが全てを狂わせていった
誰より君の幸せを僕は願っていて
でもそれには 僕は邪魔で
悲しすぎる矛盾だね あまりにも悲劇だね
無機質に流れていく街に放り投げた
曖昧な溜息
会いたいなあ君に...
