≪ 響 ism ≫ を書き始めて1年が経った。

ブログの1番最初の記事「タイトルに込めた思い」にあるとおり、≪ 響 ism ≫は、奏法を学び吸収した事や、私個人の大切にしている感覚を書き留めているもの。
それを多くの方々にお読み頂けて、またメッセージなどを頂けるなんて、想定外の反響に驚くばかり。

「文章書くの大変でしょう。どれぐらいの時間をかけて書くの??」と質問される事がよくある。
大抵の記事は1つあたり10分程度で書き、書き終えると1~2回読み返す。
貴重なピアノの練習時間を創出するため、書く作業にそんなに時間をかけてはいられない。

なんとなく書きたい事が生まれ、それがただぼんやりと、また時にはくっきりとキーワード的に、自分の中に充満してきて、更にそれを具体的に書くのか詩的に書くのかなどのイメージも湧いてきて、「書けそうだな」と思った時に一気に書く。

幾つかのテーマが自分の中に同時に生まれている時もあり、どのテーマがいつ文章になるかは自分でもわからない。
旬の事柄がすぐにその場で文章になる事もあれば、以前からぼんやりと思っていた事がようやく熟して文章になる事もある。
前回の記事「哀しみの涙」などは後者の方で、決して、私が今哀しみの真っ只中にいるわけではありません。。。

これからも、この奏法を通して学んだ事、この奏法で表現できる事、など、「響き=倍音」の魅力を少しずつでも発信していきたい。
2015/2/23の記事「キャッチ&リリース」に書いたスタンスで、自分の中に生まれたテーマを佳き時(熟した時)に文章にしていきたいと思う。