昨日は、午前中『星になった少年』の試写会に行き、

昼食後、やっと(?)四度目の 『四日間の奇蹟』を観ました。


一日に映画を二本観るのは初めてのことかも・・・。


2回目の上映を観たのですが、満席でした。

50代以上のご夫婦や女性のグループやご家族などが

多かったように思います。


「私は3回目よ」「私は4回目」と話されている方も・・・。


映画が始まり、真理子さんの身の上話の辺りから

ハンカチで涙を拭く方が・・・。


やはりサンドイッチのシーン、みんなが千羽鶴を持ってきたシーン、

奥さんの意識が戻った時の西田さんの顔がアップになったシーン、

真理子さんが涙を流すシーンに、皆さん、涙されていたようです。


私の近くにいた50代の三人の女性の方は、時々嗚咽するくらいに

もうボロボロに涙を流しておられました。


やっぱり人生経験をいろいろ積まれた方が、

登場人物の気持ちがよく理解できるのではと思います。


離婚して傷ついた真理子さんの気持ちは、年齢を重ねた女性の方が

よくわかるのではと思います。




今はこの映画の良さがわからなくても、何年かして、

この作品を観た時に

しみじみとわかってくるのではないかと・・・。


本でもそうです。

1度読んだ本もその時は気がつかなくても、

何年かして再び読んだ時に「あ!こんなことが書いてあったんだ」と

気がつくことがあります。


何度も読んでみたくなる本のような

ずっと大切にいつまでも傍に置いておきたくなる本のような

『四日間の奇蹟』は、そんな映画だと思います。





   


      2月に角島で撮影した写真です。