一昨日、初めて地元
「さくらんぼ東根温泉」の
温泉まつりで行われる
「火渡り」
を体験しました!
「温泉」から派生して自然信仰や山伏、土地の歴史などに興味が出てきたここ数年、ずっと気になってた。
ただ、例年「7月の第2土曜日」と決まっており、仕事などでタイミングが合わず、いまだ体験したことがありませんでした。
あ、いや~違うな。
市報や新聞で写真を見た事はあるけど、
ぶっちゃけ言えば、
「そんなに大したことない」
と思っていたのが
正直なところだと思う。
「地元民が一番関心がなく、見くびっていた」
典型的な地元民あるある、のパターン。
失礼な話です(/ω\)ぅぅう。。
ですが、
数年「火渡り」に参加している方から、
「火渡り」
が素晴らしい風習であること、
だからもっとその本質的な意味もみんなに知ってもらいたい、
と相談を受けました。
でもどうやってそれを広めたらいいか私には分からない。
東根温泉でやっていることだし、
「温泉と言えば博美さんかなと思って。」
と。
自分が体験したことのない事をあれこれ語ることはできないし、いい機会だから、まずは温泉組合へ。
その前に
地元の6次産業形態のお店として注目を浴び、
ほっこりと美味しいご飯と時間を楽しめる
「農haco」さんのランチで作戦会議(?)
いきなり「火渡りの事教えてもらいたいんですけど…」ってビックリされたかと思いますが、事務局長さんが親切に教えてくださいました。そうしたら実際に一般の方々が「火渡り」する前の流れがずらっとあり、
紛れもなくそれは
「御神事」
である
ことを
お恥ずかしながら改めて知りました。。。
流れと、見取り図を一覧に簡単に記した紙を基に説明を受けたけどよく見ていくと、何故この行程なのか、どうしてこれを使うのか、といったところにも更に意味があるのも、少しだけ読み取れました。それでも分からないから、後日火渡りを執り行っている山伏さんとこに聞きに行くという(笑)。
まあ行ったからといって、
「法の内容」は密ですから
素人に話すには限度がありますわ。
それでも、わざわざなんだかわからんが「火渡り」のこと知りたくて来ました、っていう女性3人を無下にはせず、時間を割いてくださいました。
修験道と神仏習合の関係は外せないので、
そういうお話もちらりと伺いつつ
「火渡り」といえども、
そのベースとなるものが、その一派によって異なり、東根で行われているものは実はとても貴重なものだという事も分かりました。
そんなひとときが、昨年の初冬。
そうしてやっと、
約半年後の今年7月13日を迎えました。
つづく。