磁器はどこで作られている?
前回、私が作りたい焼き物は磁器であることが分かりました
そこで次は、磁器を作っている産地を知らなければいけません。
日本中どこでも作られているのか?
限られた地域だけなのか?
それによって、私が住む地域で見つけることの難易度が変わってきそうです
これまで、色んな旅先で陶芸体験は何度かやってきましたが、思い返すと全部陶器だったと思います。
磁器を選択できるところはなかったです。
たまたまなのか、なにか理由があるのか?
※本日もホームページや本を参考にまとめているので、もしかしたら誤った認識があるかもしれません。
温かい目でお読みいただけますと幸いです
磁器の生産地
日本陶芸の歴史で学びましたが、磁器は九州の佐賀県有田で初めて作られました。
その後、製法が各地に広がり、現在では全国各地で生産されています。
日本六古窯とは
縄文時代から続いた焼き物の技術を現在まで受け継ぎ、生成が続いている代表的な産地。
- 越前窯(福井県)
- 瀬戸窯(愛知県)
- 常滑窯(愛知県)
- 信楽窯(滋賀県)
- 丹波窯(兵庫県)
- 備前窯(岡山県)
有名な磁器の産地と特徴
⚫︎波佐見焼(長野県)
透けるような白磁を活かして、呉須(藍色の顔料)による染め付けが特徴。
現在はモダンなデザインのものが多い。
⚫︎有田焼・伊万里焼(佐賀県)
日本最古の磁器。
白く滑らかな磁器に赤・緑・青・紫・黄のガラス質の上絵具を使った華やかな絵付けが特徴。
耐久性の高さから、日常使いにも親しまれている焼き物。
⚫︎美濃焼(岐阜県)
現在、陶磁器の生産量は全国約6割のシェアを誇り、日本一の陶磁器の産地となっている。
多種多様な様式・デザインが存在し、生活に溶け込みやすい陶磁器。
⚫︎清水焼(京都府)
特定の様式・技法はなく、日本中のさまざまな土地で選び抜かれた原料や職人の技術が融合されているのが特徴。
すべて手仕事による繊細で優美な表現が魅力。
⚫︎九谷焼(石川県)
インパクトのある鮮やかな見た目が魅力。
赤・黄・緑・紫・紺青の五色の和絵の具を厚めに塗って仕上げる大胆な色絵が特徴。
⚫︎瀬戸焼(愛知県)
日本六古窯の1つ。
陶器・磁器のどちらも生産されており、
釉薬を匠に使った陶器や呉須による美しい藍色の染め付けが魅力の磁器など、多種多様な焼き物が作り出されている。
今日は地元が焼き物のメッカであることを知りました
こんなラッキーなことはありません‼︎
これからは生産地に足を運びながら学ぶことができそうです。
次回は地元の陶器市に出掛けてみようと思います
実際、どんなデザインの磁器が作られているのか知りたいです。
私が欲しいお皿が作れそうな場所を見つけられたらいいな
ご興味ある方は、またご一緒に…
それでは、また