傍から見ていてこんなに面白いことはないという意味で「ひでぇ~な」という最高に笑える出来の良さである。これはおそらく巻を進めるに従って亮士クンとの距離を少しずつ縮めてきたおおかみさんの胸キュン成分がエピソードに盛り込まれて面白さが相乗効果的に増幅されているからであろう。最初の白鳥さんの話にしたって、よく見れば亮士クンの煩悩MAXな熱視線を浴びたおおかみさんが嘘みたいな可愛い出で立ちで鼻歌混じりにくるくる回っちゃう驚愕の破壊力で大喜びしてるし、あれだけ若き血潮滾る煩悩をオーバーフロー寸前まで溜め込んだ亮士クンであっても“体育座り”を自らに強いるほどの身体的変化が訪れるのはおおかみさんのお御脚だけである。今回は下ネタ成分もまた多いだけに面白くて可笑しくて仕方ないのである。亮士クンの「ギリギリ」を様々に喩えているのが “あるある感”バリバリで笑い死にしそう。また、今回は亮士クンの下宿「おかし荘」が舞台なので、りんごさんに雪女さんが加わる悪巧みも腹黒さ2倍である。そして、魔女さんの正体も明かされるオマケ付きで楽しい話が続いた最後には、おおかみさんの可愛い“真の姿”まで滲み出てくるとっておきの純情話が飛び出す。もうね、このおおかみさん見ちゃうと萌え死んじゃうよ?悶絶必至のほのぼのクライマックスを堪能してほしい。  



オオカミさんと七人の仲間たち
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初音ミク初めとするボーカロイドが好き。
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