ファウード編以降妙に質が落ちたと思っていたら、作者が出版社と揉めたとのこと。やっと納得がいきました。作者自身の意欲や能力が落ちたわけではないと分かり一安心です。
金色のガッシュ!! BL
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ただし、そういう裏事情があったとしても内容の評価はイマイチです。作者の怪我の影響かもしれませんが、全盛期と比べて明らかに画力が大きく落ちているし、何より気に入らないのがあの決着のつけ方。ひたすらガッシュの潜在能力による力押し。最後の最後であまりに強引な無敵の「絆」の力の登場という、もうパートナーの力が入る余地がない呆れる展開。清麿の「天才」という設定もどこかへ飛んでいってしまっています。「いくら強力な能力があっても、それを生かす力があって初めて勝利をつかめる」、というのがこの漫画の趣旨ではなかったのですか?それを生かす力こそ「絆」なのではないのですか?その絆自体を無敵同然の能力にしてしまっては、今までこの漫画でやってきたことを否定するようなものではないでしょうか。本当にがっかりです。
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酷評ですが、「金色のガッシュ!! 」自体を嫌いになったわけじゃありません。作者がブログで語っていたことが本当だとすれば本当に許しがたいですし、こんな形で終わってしまったことを非常に残念に思います。どうか出版社を変えてもう一度ガッシュをやり直して欲しい、そんな思いでいっぱいです。




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