年間443目(8月13本目)
1975年公開 邦画 47位 全 74本中
通算 邦画 9,143本 洋画 7,327本 合計 16,470本
75年と言えばすでに実録路線から「トラック野郎」となっていたので
元任侠映画監督の山下は「忘れられた」存在であったのであろうが
そこで居直って、「パピヨン」とか「手錠のままの脱獄」とか
アメリカの刑務所(脱獄物)や往年の健さんの「網走番外地」とは
盛り合わせた、刑務所娯楽映画という今ではなくなったジャンルで
意外に楽しめる極道だった。
昭和20年に捕まったままの若山富三郎の時代おくれの
役が監督の実情と重なる。