年間55本目(2月10本目) 

2022年公開 邦画 6位 全 88本中

通算 邦画 8,913本  洋画 7,171本 合計 16,084本

 

いいたいことは終始一貫としている

ヒロインは、「恋愛には興味が持てないし、性愛に欲望がない」事を

描こうとしている。

なのでオープニングの合コンからして彼女の性癖は堂々と描いている。

そういった恋愛を楽しまない主人公のくすんだヒロインを三浦透子を

「弾まない」様子をしっかりと演じている。

当然、周り(特に肉親)からは理解されないので、彼女への

攻撃も厳しく彼女も繰り返しに防御しつつずける高い

当然、そんな攻防なので、ヒロインも恋愛もなしだし

くすんでいる人生にも見えて中盤まではくすぶった印象であるが

あっけらかんで黙っていない同級生である前田敦子(こういった

ずけずけな生活の役があう)の登場で、理解されない自身を

告白してもらって変わっていく。

それを、近親憎悪的な妹(元乃木坂の演技派)=伊藤万理華が

同性愛と勘違いしてかみつく

でも、家族でみんなが爆発して彼女の性癖も暴露して(彼女のシンデレラ

もつくって)理解されなくても外に暴露して踏み出す事で変わっていく様が

じんわりと感じさせる作品でした。