映画『本能寺ホテル』(2017年、東宝、119分)
監督 鈴木雅之 脚本 相沢友子
キャスト 綾瀬はるか、堤真一、濱田岳、高嶋政宏、近藤正臣、風間杜夫、八嶋智人、平岩紙、宇梶剛士、飯尾和樹、平山浩行
ナレーション 中井貴一
平日にひとりで観てきました。あまり期待してはいなかったのですが、なかなか面白かった。観て良かったと思った娯楽映画でした。
映画.comの解説です。「綾瀬はるか、堤真一、鈴木雅之監督という「プリンセス トヨトミ」のメインキャスト&スタッフが再結集し、本能寺の変の前日にタイムスリップした現代女性が織田信長の命を救うべく奔走する姿を描いたオリジナルの歴史ミステリー。勤務先の会社が倒産し、職を失った繭子は、恋人の恭一からプロポーズされ、周囲の後押しを受けて婚約を決意。恭一の両親の金婚式を祝うため京都を訪れるが、手違いによって予約していたホテルに泊まることができず、偶然たどり着いた路地裏の「本能寺ホテル」にチェックインする。すると彼女は、いつの間にか奇妙な寺の中に迷い込んでおり、そこは天下統一を目前にした名将・織田信長が滞在する1582年の本能寺だということが判明する。訳がわからないまま本能寺ホテルと安土桃山時代の本能寺を行き来し、信長や信長に使える小姓・森蘭丸と交流を深めていく繭子だったが……。綾瀬がヒロインの繭子役を、堤が信長役を演じるほか、「ヒメアノ~ル」の濱田岳が蘭丸役で出演。」
はじめに聞こえてきたのが中井貴一のナレーション。これを聴いただけで、いい映画かもしれないと思いました。堤真一の織田信長が実によいです。信長はこんな人だったかもしれないなと思いました。綾瀬はるかもこの映画にぴったりと思いました。濱田岳の森蘭丸もコミカルで真剣な役で、良い味だしています。
近藤正臣、風間杜夫のお二人が円熟の演技で、この映画に安定感を与えています。
しかし、綾瀬はるかの演じる倉本繭子は、現代に戻ってから、あれでよかったのかな?とちょっと心配してしまいました。
エンドロールを観ていたら、「ホテル本能寺」という実在のホテルがあるのですね。泊まりたくなりました。
お読みいただき、ありがとうございます。
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