スイカの話 | 懐かしのぱちすろ名機列伝xxΣ
July 12, 2008

スイカの話

テーマ:・思い出話

スイカといえば、パチスロの小役の中ではリーチ目や解除抽選に絡み易い他よりもちょっと

偉そうな図柄・・・・と認識されている方も結構多いのではないでしょうか?


それもそのはずで元々1号機の時代、スイカは小役ではなくボーナス図柄だったのです。

REG狙ったらスイカ揃ってガッカリ・・・ではなく、どっちが揃ってもOKなのです。


REGのみのWテンパイなんて今では先ずお目にかかれない配列ですねw


1号機にはボーナス比率に応じた組み合わせを配置するという規定があり、BR比率が1:2

(1号機の標準パターン)ならばREG図柄は2種類存在したのです。



この2つ目のREG図柄として主に選ばれていたのが他ならぬスイカだったというわけです。




アークテクニコ系のマシンはBARと★が使用されていますが、当然の事ながら小役にスイカ

は存在しません。これはニューペガスターダスト 等独自のREG図柄を使用している機種でも

同様です。



導入が始まったばかりのパチスロで機種によって小役だったりボーナスだったりという混乱を

避ける為にメーカーが使用を自粛していたのではないでしょうか?


*1号機は21機種登場しているのですが、そのうち10機種でスイカ図柄がREGに使用

  されています。


この傾向は2号機でも継承されているのですが、リスキーダック では単なる小役に格下げされて

しまいました。


山佐のビッグパルサー でも1号機で好評だったボーナス代役図柄としてスイカを小役に採用して

いますが、やはりこの頃はまだスイカはREGというイメージが強かったのではないでしょうか?




しかしながら、メーカーが独自のボーナス図柄をデザインする様になった事から、この時期、

結果としてパチスロからスイカ図柄が激減するという現象が起きています。



上段が1号機の図柄。どのメーカーもほぼ同じアングルでデザインしています。

下段は2号機。数が減ったものの右を向いたり、目玉がついたりと開発者のセンスを垣間見る

事ができます。ちなみに下段右側は北電子のスイカ。



特にセンチュリー21 の登場で見易いボーナス図柄という概念が誕生し、小役に溶け込んで

しまう、スイカのデザインが敬遠されたのかも知れません。


*2号機は28機種登場していますが、そのうちスイカが使用されているのはわずか9機種。

 小役で3機種、Sボーナスで1機種、Cタイプで2機種なので実質AタイプのREGとしては

 3機種しか存在しません。


 この貴重なREGスイカが北電子から出ているのも面白いですね。

 4号機でもST機が出るまでスイカとは全く無縁のメーカーなのですが・・・・


 3号機に至っては30機種中、何と小役で1機種が使用するにとどまっています。



更に4号機になってからは、先導役となったニューパルサー が緑の図柄にカエルを使用した

事でスイカ自体が忘れられた図柄になりつつありました。



山佐は前述したビッグパルサーの後継機ニュービッグパルサー でスイカをBIG図柄に使用し

ていますが、これはトータル的なデザインで緑を使用して他の図柄を採用した場合に

イメージが損なわれると判断された為ではないかと・・・??




4号機の場合、使用できる図柄は7種類までとされておりデザインの基本パターンは色の

三原色に基づいた「赤」「緑」「青」+「黄」がベースになっており、この緑の役割を他が担う

ようになってしまったんですよね。


4号機初期の山佐はボーナス図柄を赤と緑で統一していましたので(恐らくリーチ目パターン

の見映えを考慮した結果)棚ぼた式にBIGに選ばれたのでしょうw



スイカ同様、4号機になってプラムが激減したのもリプレイ図柄は青をベースにデザインする

メーカーが増えた事が影響していたのだと思います。


リーチ目は従来、ボーナス図柄+代用絵柄という組み合わせが多かったのですが、大量リーチ目の

時代になると、ボーナス図柄のみでパターン化されるようになってゆきます。


従来1つしかなかったBIG図柄が2個になり、それとは別にREGとリプレイ図柄があるわけです

から、小役に使用できるのは3種類。そのうち一つはチェリーに奪われていますので、残り

2つで通常時の小役を補う事を考えるとそれまでのパチスロのイメージで小役をデザインする事が

いかに難しいかが伺えるような気もします。



スイカは元々ボーナス図柄だったので小役としては使いずらいイメージがあったのかも知れませんね。


長らく忘れられていたスイカが再び陽の目を見るようになったのは、とりこぼしを前提にした小役が

注目を集めるようになったからでしょう。


出現率はそんなに高くないけど適当に打っていると、ボーナスorとりこぼしのチャンス目が停止し

きちんと狙っていた場合外れたらボーナスという、リール制御がリーチ目の新たなパタ-ンとして

人気を集めたのです。



それまでの止まってから確認するというリーチ目の概念が、最後のリールを止める楽しさの追求へ

方向転換していったのです。



それを方向付けたのはユニバ-サルのクランキーコンドル が大ヒットした事でしょう。

スイカ外れ目=ボーナスという流れをここで一気に手繰り寄せました。


ユニバーサルが上手かったのはそれまでメイン小役として不動の地位にあったベルを格下げ

してスイカをその位置に据えた事です。


揃った場合でも通常とは異なる払い出し音で他の小役とは違うんだよと、さりげなくアピール

する等、スイカの持つ重厚さを上手く演出していたように思います。



更に技術介入機の時代に突入した事で、スイカはきちんと狙う事で機械割に多大な影響を

与える図柄として完全に復活を果たします。


残念ながら、パチスロはその後タイアップマシンの時代へと突入する事となるのですが、

それでもスイカらしきデザインや緑を主体とした小役はリーチ目に絡む重要な役割を担う

場合が多かったように思います。



しかしST機の時代、今度は思わぬ伏兵が台頭するようになります。



1号機の時代からしょぼ図柄の代表格、4号機の大量リーチ目の時代には1リールでボー

ナスの楽しみを奪った忌まわしきチェリーが、ボーナス解除小役や1リール解除確定小役と

して脚光を浴びるようになったのです。


結局この頃のイメージが5号機へも引き継がれる事となり、スイカ・チェリーは同時抽選役の

代表として今も数多くの機種で重要な役割を担っています。



まぁ、その最大の理由はやっぱり北斗の拳 なのでしょうが・・・・


一方、5号機の牽引役でもあるジャグラーを擁する北電子は何故かスイカをほとんど使用

する事がありません。


同様に老舗メーカーオリンピアもリーチ目に絡む小役にはベルを好んで使用する傾向にある等

小役一つ見ても何気にメーカーのこだわりが垣間見えたりするものなんですね。



hi-upさんの読者になろう

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

コメント

[コメントする]

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス