天狗さんに会う~弥山③~

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今日は

私と次男(小2)が宮島弥山で体験した

ほっこりする不思議な話です。

 

 

私と次男は、弥山の登山の途中に

霊火堂と弥山本堂でご挨拶をし

そこから少し高いところにある三鬼堂

靴を脱いで、お堂に入りました。

 

 

ここは、三鬼さんという

めずらしい鬼の神様を祀っていて

堂内には眷属のからす天狗さんが

たくさん飾られています。

 

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「○○なの?」

「あ、△△なんじゃない?」

 

次男は、うきうきと

ずっとひとりでしゃべっていました。

(母は相づち少なめ 体力温存 省エネモード)

 

 

三鬼堂を出て、さらに登り、頂上に到着。

早すぎる昼ごはんを食べ(まだ10時30分)

食べ終わったらすぐ下山。

(なぜかこうよね、小学男子)

 

 

下山は通常の登山コースとは違う

人の少ない道を通りました。

 

 

しかもまだ早めの時間だったので

頂上にいる人や

下山していく人が

みんな把握できていました。

 

 

なのに

下山し始めていきなり

見かけない3人組に追いつきました。

 

 

大学生くらいの若い女の子2人と

中年の男の人。

 

 

私の数メートル前を行く次男が

その3人組を抜かそうと

横を通りすぎようとしたとき

 

 

「ぼく、この道って

ロープウエー乗り場に着くかな?」

 

 

男の人がいきなり

次男に話しかけてきました。

突然のことでしばし固まる次男。

 

 

後ろで見ていた私は

こんな小さな子供に尋ねるくらい

こまっているんだ

と思い、ここに大人がいますよ!

とばかりに

 

 

「着きますよ、大丈夫です。」

と言いました。

 

 

そして急ぎ追いついた私は

「この先が霊火堂だから大丈夫ですよ」

と言い、女の子達の方を向くと

 

 

安心した…っていう様子じゃなくて

きょとんとした顔。

 

 

男の人のほうを見ても

実はそんなことどっちでも

いいような…まるで最初から答えを

必要としてなかったような雰囲気。

 

 

どちらも、私が言ったことへの

反応がありません。

 

 

嫌な感じはまったくしないんだけど…

 

 

でも、なんか

私と3人組の

この噛み合ってない感

何なんだ?

と思いました。

 

 

女の子達は、今どきのおしゃれな服装。

男の人は

背が高くてスポーツマン体型で

顔はおたくっぽくて

めがねをかけていました。

 

 

このとき、男の人が先頭になり

次に、次男と私が続き

後ろに、女の子2人

という順番になりました。

 

 

すると次男から小声で怒られました。

「さっき、なんでお母さんが、

答えたの!

オレが答えたかったのに!むかっ

 

 

「そうだよね。ごめーん。」

 

 

見ると、前にいる男の人が

だんだんスピードアップし始めました。

 

 

次男は、なぜか男の人について行く。

(小学男子負けず嫌い)

 

 

いや、そしたら

私も行かな、次男とはぐれるやん!

 

 

なんだ?なんだ?

どんどんスピードアップ。

 

 

走る男の人。次男。私。

 

 

「あれーっ!

女の子達、置いて行ってるじゃん?

え?どういうこと???」

 

 

走りながら

私の頭は「?」でいっぱい。

 

 

すると、

長い長い階段のところに

さしかかりました。

 

 

男の人が先の方を

次男がしばらく後ろを

すでに2人は、謎の大急ぎで

階段を降りているのです。

 

 

次男は階段を踏み外さないよう

必死で足元を見て

降りています。

 

 

その2人を見て

私は驚きました。

 

 

 

 

男の人と次男が

 

右に左に揺れる

タイミングが

バッチリ同じで

 

 

しかも

 

 

2人とも

 

 

 

 

 

同じ色の服を着ているんです。

 

 

緑強めのターコイズブルー

って言ったらいいのかな⁈

 

 

 

 

 

 

 

そのとき、私に降ってきました。

 

 

「この男の人…人間じゃない…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

同じ色でも

次男が着ていたのは

ダウンジャケット。

 

 

男の人が着ていたのは

12月の寒い日なのに

薄いトレーナーでした。

 

 

男の人は、ほとんど何も入ってない

ぺちゃんこのナップサックを

背負っていて、

そのナップサックには

見たことない大きなマークが。

 

 

左手にスマホより大きい

鉄の板のような物を持っていて

走りながらずーっと

頭の左上にかかげているんです。

左耳から20〜30cm上方に…

(も、もしかして

電話している現代人のまね?だとしたら…)

 

 

 

 

天狗さん…なの?

 

 

 

 

私達が走っているこの道が

もう少しで、

人の多い霊火堂の広場に出る!

 

 

と気づいた私は

 

 

すかさず次男に

 

 

 

「あのおじちゃんを追いかけて!」

 

 

 

と言いました。

 

 

 

私の予想が正しければ

男の人は霊火堂に

辿り着く前に

 

 

目の前で

消えてしまうと思ったからです。

 

 

 

 

 

すると

 

 

 

走っていた次男が

突然ピタリと止まったんです。

 

 

 

 

 

 

 

私:  「なんでっ!」

 

 

 

 

 

すると次男は

こっちを向いて

 

 

その場所から出ている

小さな脇道を指差し

 

 

「大聖院へはこっちって書いてあるから」

 

 

 

 

ガーンチーンがっくりダウン

  

確かに私達がこれから行くのは

大聖院…

 

 

 

 

男の人は、

そのままのスピードで

道なりに曲がっていき

私達からは見えなくなりました。

 

 

 

 

「ああ…天狗さんだったかも…」

 

 

 

 

 

思わず私の口から出た言葉。

それを聞いた次男から

 

 

「なら、なおさら、

なんでオレに

答えさせてくれなかったんっ!むかっむかっ

 

 

と、さらに怒られました。

 

 

ごもっとも。笑い泣き汗

 

 

 

 

 

 

 

 

私はその後、

 

 

あれが天狗さんだったとしたら…

私達のために

一芝居うってくれたんだなと

 

 

天狗さんにますます親しみがわき

なんともいえない幸せ感に包まれました。

 

 

私も過去に

天狗さんが人間になりすました話を

聞いたことがあって

どの話も「どこが不自然だった」

と語られていました。

 

 

それは、天狗さんが

本当はバレたくないのに

完璧になりすますのが難しいから

不本意ながらバレてしまうのだ

と思っていました。

 

 

でも、違うなと思いました。

 

 

わざと不自然にしてるんですね。

「天狗だよ」

ってわかるように。

 

 

人が「あれは天狗だった」

と気づいたとき

天狗さんに対して親しみがわき、

幸せ感に包まれる

 

 

天狗さんも、

これを喜びにしていて

これを目的としているような…

そんな気がしました。

 

 

天狗だとわからなかったら、

「なんか変な人だったなぁ」

で終わり。

なりすました意味がありませんものね。

 

 

 

 

 

後日、このことを

友達に話したら、

友達がすかさず言いました。

 

 

3人組は三鬼さんの「」だねひらめき電球

と。

 

 

おおー!そっか!

あの女子2人が登場は

そう考えると意味があったんだね!

 

 

そして私は

話している途中に再び驚きました。

 

 

ナップサックに描かれた

大きなマークを思い出したのです。

 

 

 

あれは、

 

 

天狗の羽うちわ(↑右手に持っているうちわ)

 

でした。

 

 

 



 

確かに私が

体験して感じたことだけど

 

なかなか

信じてもらえないような

 

でもちょっとクスッとして

ほっこりする

不思議な出来事でした。

 

 


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