卵巣・子宮・大網まで全摘して4年、
まだ年に2回ほどCTを撮って経過観察しています。
私は検査薬で軽いアナフィラキシー(アレルギー)を起こし、
アレルギーを抑える薬を飲んで検査しています。
そのような私もコロナワクチンを2回摂取しました。
結果的にアレルギーは全くありませんでした。
更年期で安定しない体調や、
別の薬でアナフィラキシーを体験している私の、
コロナワクチンの副反応はどうだったのか記録を書いておきますね。
(※私が接種を受けたのは手術した大病院ではなく近所の内科です)
予診表に書いておいてくれと言われたこと
4年前の悪性腫瘍の件ですが、現在投薬治療は受けていないため、
予診表の「現在治療・投薬を受けている病気」の欄には書きませんでした。
ただし、年に数回経過観察のためにしている検査で、
検査のための薬でアナフィラキシーを起こしたことは書いておくように、
と担当医から言われました。
担当医も同じアレルギーを持っていたのでわかりやすく説明してもらえたのですが、
コロナワクチンでアナフィラキシーが起きる薬の成分は決まっていて、
私の検査で使う試薬には含まれていないので、
検査薬でアレルギーが出てもコロナワクチンとは成分が違うため大丈夫、
同じアレルギーを持つ担当医もワクチンは通常の副反応しかなかったとのこと。
他の薬で出たからといって、
コロナワクチンでもアレルギー反応のリスクが必ずしも上がるというわけではない、
念のため全てのアレルギー反応は書いておいてねというだけだということでした。
第一回目:気温36度越えの猛暑の晴れの日
問診で現在かかっている病気のことを確認された時に、
数年前の悪性腫瘍&全摘したが今は検査と経過観察で治療等はない旨伝えたのみ。
個人的に困ったのは「直前の体温」蘭の記入。
大変な猛暑日で湿度も高い日って、
脇下が汗で冷えてて家で測っても35度くらいしかない。
試しに婦人体温計で口中で測ると2度も高い!参考にならん。。。
そして病院の入り口でスマホみたいなやつで顔で測ると36度だった。
よし、じゃあもうちょうど中間だし一番直前だしそれでってことで。
暑いと常に汗かいてるから正しい体温測定って難しい〜。
座って説明受けて上腕にプスッと刺したのもわからぬ間に終了。
揉まないでねシャワーOK明日まで激しい運動はやめてね、
熱出たらカロナール2錠飲んでね、追加は4時間以上空けてね、で完了。
半日ほど経った夜から、ちょっと腕あげにくいかな〜程度の筋肉痛。
そして手のひらや目の奥がちょっとあったかくなってきたな〜って感じ。
エアコンの効いた部屋で汗もかいてなかったので脇下で測ったら37.2度。
特に解熱剤は飲まなくてもポワーンとだるい程度なのでそのまま早く寝ました。
ぶっちゃけ、短時間に体温急上昇するホットフラッシュのほうがキツいです。
そしてアレルギーのかけらもございませんでした!
第二回目:気温25度の大雨の日
今回は涼しくて過ごしやすい〜
しかし大雨の低気圧の日で体調は優れず、眠気と倦怠感がありました。
2回目は病院でおでこ検温、36度台。
1回目と同じ腕に。やや斜めに注射針が入り痛かった。看護師の力量の範囲。
その日の夜は早めに筋肉痛がスタート、でも熱は上がりませんでした。
同年代の友達はみんな2回目は翌日がきつかったと言っていたので、
覚悟しつつその日はそのまま就寝。
朝起きて倦怠感を感じ、おでこも熱くやや頭痛がしたので検温。
脇下で37.5度。やはり二日目の呪いが出たか・・・。
さくっとカロナールを飲んでベッドでゴロゴロ。
それから3時間おきに脇下で検温しましたが解熱剤が効いてる時は平熱、
薬を飲んで6時間経つとやっぱりまた37度台になるのでまた服薬、
それを夜まで繰り返しました。
大した熱じゃなかったので薬は6時間おきで大丈夫でした。
アセトアミノフェンは胃が痛くならないので私向きでした。
(術後の鎮痛剤としてロキソニンをもらいましたが胃が荒れて胃痛でひどかった)
大した熱じゃなかったのでご飯も食べられますし、
読書したりゲームしてのんびり過ごそうと思っていましたが、
倦怠感が強くてベッドから起き上がれませんでした。
これは副作用のせいもあると思いますが、
そもそも低気圧の日は朝から倦怠感が出やすい体質なので相乗効果かもね。
でも1回目と違って気温が低い!涼しくてラク〜!
その日の外気温は25度。もし前回並みにプラス10度高ければ、
もっと熱が上がりやすかったかもしれません。
一応経口補水液も用意していましたが、
過ごしやすい気温だったせいか発熱していてもさほど汗をかかなかったので、
普通にお茶やコーヒーで足りました。
自分はダラダラ過ごせる環境ですが、
仕事があったり子供の世話をしなければならない人はちょっと辛いかも。
でもガチ更年期のホットフラッシュやガチ気象病の倦怠感と比較しても、
ワクチンの副反応はゆるやかでごく想定内の範囲でたいしたことありませんでした。
三日目には何事もなかったように普通の生活ができます。
感染力が強いデルタ株がこれだけ蔓延してると、
よっぽど過疎の山村部以外は感染から免れることは難しいかもしれません。
私はもういつどこで罹っても不思議ではないと思うことにしています。
できるだけ感染リスクを下げる生活や対策を続けつつ、
罹った時も重症化しないような二重のリスク対策としてワクチン接種を推奨します。
悪性腫瘍の手術の時もそうでしたが、ゼロリスクはありません。
どのリスクをとるか選び、どうやってよりリスクを下げるか、
それは自分自身が選んで行動しなければならない、
能動的に最新の情報を入手し、
自分の身は自分で守っていかなければならないと思います。