卵巣と子宮の全摘手術を受けて2年目、

更年期障害も2年目を迎えました。

 

1年目の昨年は猛暑だったので、

とにかく暑い中でのホットフラッシュが辛かったのを覚えています。

症状なのか熱中症なのかすら考えることもできないくらい熱い、体が。

あと指の関節痛がきつかったです。

 

さて2年目ですが。

 

今年は昨年ほど猛暑ではなかったのでホットフラッシュも控えめでした。

部屋が30度でも扇風機で常時風があれば

クーラーなしでもなんとかやり過ごせるほどです。

その代わり今年は夜間に暑くて目を覚ますことが多かったです。

睡眠障害が悪化しているせいかもしれませんが、

暑くて目が覚め、

リビングの床に転がってクーラーの風で体を冷やすことが何度もありました。

 

指の関節痛もほぼなく、

年によってこんなにちがうのか?

昨年ひどかったのに良くなったりするのか?と驚いています。

 

 

今年の更年期障害は睡眠障害が悪化しています。

もともと不眠症なので薬を服用しています。

なので安定した眠りを得ていました。

今年は薬の効きが悪いと感じます。

 

今までは一旦寝てしまえば夜中に目覚めることもなかったし、

トイレに起きてもまたすぐ眠れていました。

今年の不眠は、物音・暑さ・寝返りなどふとしたことで夜中に目が覚めます。

そして再入眠ができにくい。

うつらうつらで質の良い睡眠がとれておらず、

それが3〜4日続くと昼間に頭がぼーっとして体も辛いです。

疲れて昼寝をしたいと思っても、だるくて眠いのに全く眠れません。

不眠は続くと絶望的な気持ちになります。

 

 

そして今年は気圧の影響を特に受けやすいです。

台風が続いていますが、急激な気圧変化の直前は様々な不調がでました。

血液に鉛を混ぜられてるかのような倦怠感、

むくみで指輪が入らない・つけている指輪が取れない、

耳鳴り、めまい、料理が作れないほどの集中力の低下、

情緒不安からのふとしたきっかけでのパニック発作、

不定愁訴・無気力や涙が出続けるなどのうつ状態です。

 

 

睡眠障害と気圧の影響は日常生活を送るのに支障が出ます。

パートでもしようと考えていましたが今年は就労は諦めました。

眠れない、お天気によって毎日体調が変わる、

このダブルの攻撃が慢性的に続いていてはとても無理です。

通勤・買い物に車の運転すらできません。

 

ぱっと見周囲にはわかりませんし数値化もできない症状です。

でも眠れず頭がぼーっとして、

日替わりで倦怠感やめまいや不定愁訴が襲ってきます。

もちろん体は熱いし冷えるし連動して便秘や下痢にもなります。

 

なんかもーやっとれん!って感じです。

 

家族は[なんか調子や機嫌が悪そう]と思っているみたいです。

こちらも毎日のことなのでいちいち自己申告しませんし、

家事ができない時や横たわるしかないときは申し訳ない気持ちになりますが、

こんなとき夫や子供に無理解な態度を示されると辛いだろうなと思います。

 

知人は更年期で体調が悪く横になっていたら旦那さんに足で小突かれたそうです。

「目の前でごろごろされるとうっとおしい」って。

ずっと前のことでも妻は根に持っていましたから、

こういうことが積もり積もって熟年離婚に繋がるんだろうなと思います。

 

更年期時代は怒りっぽく傷つきやすく、

仕事を1ヶ月ほど休んだ人もいれば、

会社で上司と大ゲンカした人もいれば、

肩たたきリストに入れられて迷わず早期退職を選んだ人もいます。

 

女の人生ってこんなことですごく大きく変わるんですね。

でも更年期障害ってそれほど強烈なんだということが今は身をもってわかります。