いつか この恋を思い出して きっとステイサムしてしまう。 | 明日から真似したくなる漢の映画

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男子総草食化が叫ばれる、昨今。
男なら明日から真似したくなる映画を紹介していきます。
たとえ真似したところで、明日が全然変わらないにしてもだ!


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皆さんの中で最近、最終回を迎えた月9を見たことがある人はいるだろうか?
タイトルはずばり『この恋を思い出してきっと泣いてしまう。』
なげーよ!!タイトルが!
とお思いの方もいただろう。
俺もそう思った。
魔都・東京へ出てきた若者が夢に挫折し、現実と戦いながらも恋を育む内容だという。
今までの恋を思い出しても乾いた笑いしかでない俺も折に触れて見てみた。
確かに月9のわりにはしヘビーかつ切なくはあった。
だが冷静に考えて欲しい。
人一人も殺さずに、何が泣いてしまうだ!と。
周りから見てもドン引きさせるような生き方をしている俺にとっては、残念ながら泣くにはまだ早い!といわざるおえなかった。

例えばステイサムのハミングバード。
この映画も四捨五入したら「この恋を思い出してきっと泣いてしまう」ような内容であった。
早速、俺はステイサムに日本でこんなパクリドラマを放送しているぞ!と連絡を取ってみた。
するとステイサムは俺に、こう返した。
「ああ、知ってる。俺も出ていたからな。」

な・・・何だって!!

衝撃の発言である。
何と、ステイサムは日本の月9ドラマに出演していたのだ。
俺は携帯を手にしながら、思わず、持っていたルイボスティーをカーペットに全て染み込ませてしまった。
「残念だが、お蔵入りになったよ。日本のファンにはすまないと思っている。ちょっとドラマにしてはハードコアだったのかも知れないな・・・」

いったい、どんなドラマなんだ・・・

ステイサムが出ていた、いつ恋とは、いったいどんな内容だったのだろうか。
俺は意を決して彼に聞いてみた。

「ステイサム。マネージャーとしてお願いがある。そのドラマの内容を教えてくれないだろうか。」
いくらマネージャーとしても頼みづらい願いではあった。
何せ自分の出演が全部カットされているのだ。
普通ならいい気分はしないだろう。
だが、ステイサムからの答えは意外だった。
「いいだろう。」
いいの!?
聞いておきながら、そう思ってしまったのだった。


というわけで、今回は、本邦初公開!!
本人
から聞き及んだ、ステイサムの出演した幻の「いつ恋」の、気になる内容について紹介したいと思う。

~第一話あらすじ~
失くした手紙が繋いだ奇跡…二人は出逢った

幼いころに女手ひとつで育ててくれた母を亡くした杉原音(有村架純)は、育ての親である林田雅彦(柄本明)・知恵(大谷直子)夫妻のもと、北海道のさびれた町で暮らしていた

雅彦は音を家政婦扱いし、寝たきりになった知恵は音の介護がなければ暮らせない状態だった。音は、「あきらめること」を教え込まれてきたため、そんな状況をただただ受け入れて生きていた。

ステイサム(ジェイソン・ステイサム)は東京の裏社会で引っ越しという名の裏稼業に就いていた。アメリカで、傭兵稼業に従事するスタローン(シルベスター・スタローン)にメカニックとして育てられたステイサムは、人を殺すこと、あきらめないことしか知らない。

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弟を半殺しにした男を追って上京したステイサムは、名前をスミスに変え毎日たくましく働いていた。

目立たぬ為に、古ぼけたアパートでタフな生活を送っている。
そんなステイサムには日向木穂子(高畑充希)という恋人がいた。

ステイサムのアパートに日常的に泊まっている木穂子は、何かとだまされがちで敵を作ってしまうステイサムのおせっかいを焼いていた。

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ステイサムは、困惑しながらもそれを拒絶することができない。
ある日、ステイサムは、悪友の中條晴太(坂口健太郎)が、旅先の北海道で拾ったというカバンの中から古ぼけた手紙を見つける。「音へ」と書かれたその手紙を読んだステイサムは、これは絶対に持ち主に返さなければならないと強く感じ、
BMWを飛ばして北海道へと向かう・・・・


~第2話あらすじ~

衝撃の再会

27歳になった音(有村架純)は、介護福祉士の資格を取り、いまも『春寿の杜』で働いている。

元同僚の朋子(桜井ユキ)、今月で契約が切れる美織(林田岬優)と食事に出かけた帰り、ツール(ミッキーローク)の店に立ち寄った音は、そこで木穂子(高畑充希)と再会する。

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木穂子は、3年前に会社を辞めていまはデザイン系の事務所で働いているのだという。木穂子は、音がステイサム(ジェイソン・ステイサム)ではなく、朝陽(西島隆弘)と付き合っていることを知って驚く。

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実は音も木穂子も、小夏(森川葵)や晴太(坂口健太郎)らとともにこの家でステイサムと会ったのが最後だった。

木穂子は、ステイサムの携帯電話に電話をしてみたが、その番号はもう別の持ち主に変わっていた。


朝陽と食事に出かけた音は、派遣先でトラブルに巻き込まれた玲美(永野芽郁)の相談に乗ってやってほしい、と彼に頼む。

朝陽は、困惑しながらもそれに応じ、その代りと言って音をパーティーに誘う。

しかし、そこにはマフィアを殺しまくるステイサムの姿が!!

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まさかの状況に言葉を失う音。

そんな折、仕事帰りの音は、柿谷運送のトラックを見かける。作業中の加持(森岡龍)に声をかけ、ステイサムのことを尋ねる音。加持は、音を社長の嘉美(松田美由紀)のもとへ連れていった。嘉美は、ステイサムが5年前に辞めたことを告げると、佐引(高橋一生)なら何か知っているかもしれない、と言って彼を紹介する。そこで佐引は、ステイサムが東京にいることを音に告げ、1枚の名刺を差し出す…。


~第3話あらすじ~

明かされる真実 彼に何が起きたのか

音(有村架純)は、朝陽(西島隆弘)からプロポーズされる。

しかし音は、朝陽が差し出した指輪を受け取ることができない。

朝陽は、そんな音に、返事はいますぐでなくてもいい、と告げる。 

音は、帰ろうとしていた朝陽に、ステイサム(ジェイソン・ステイサム)と会ったことを切り出す。

朝陽は、ステイサムには助けてもらったことがあるから力になってあげたい、という音の思いを受け入れるが…。

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別の日、音はツール(ミッキーローク)に会いに行く。
そこで音は、ステイサムの仇、ハン(サン・カン)が他界したときのことを教えられる。

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ステイサムは、病院を爆破し、駅で倒れていたところを発見されたのだという。

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ステイサムのオフィスへと向かった音は、ツール(ミッキーローク)が会いたがっていることを彼に伝えた。続けて、ツールのチワワのこと、ヴィレーナ島
のこと、そしてスタローンのことを話し出す音。

いら立ちを隠せないステイサムは、ハンの遺品が入っている段ボールの中から十字架のチョーカーを取り出し、どこかへ電話すると「ドミニクトレッドだな…初めて話すな…いずれ会える。」と言ってゴミ箱に投げ捨ててしまい…。




~最終回あらすじ~

永遠の約束

音(有村架純)とステイサム(ジェイソン・ステイサム)は互いのことを好きであるという気持ちをあらためて確認した一方で朝陽(西島隆弘)はあらためて音に2人で幸せになろうと訴える。

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木穂子(高畑充希)はそんな音とステイサムの2人が自分の気持ちに正直に生きてくれるよう2人それぞれに会って懇願していた。
そんな中、音は自分の心を決め、ステイサムに会って話をすることを決意、2人は会う約束をする。

約束の日、音は中々時間になっても現れない。

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ステイサムに会いに行く途中の駅で音は奈良から東京に出てきたばかりの少女に出会う。

鞄をとられてしまったという少女、明日香(芳根京子)を助けるために音はブリッツと名乗るサイコパスの連続警官殺人事件に巻き込まれてしまい病院に運ばれる。

音が病院に運ばれたと聞いて駆けつけるステイサム、朝陽、その他。

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音にいったい何が起きたのか。
朝陽は音の鞄の中から音が書いたと思われる手紙を見つける。

朝陽は、この手紙の中にはステイサムと朝陽のどちらを選んだのか答えがあるのではないかと考える。

しかし、それはステイサムの手紙だった。

『これを読んだら、お前は死ぬ。』

遂に朝陽が爆死するのだった。

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木穂子は死んだ朝陽に音を信じて祈っているよう伝えるのだった。

駅で音と出逢い助けてもらった少女、明日香も病院にかけつける。音が大変なことになっていることを知りショックを受ける。

ステイサムは、再び一線を越える為に、そして全てにケリをつけるべく、犯人を追う。

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一方その頃、ステイサムを捕まえるべく、アメリカから最強のFBIが派遣されるのだった…  

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音の命は、そしてステイサムの行く末にどんな未来が待っているのか。






如何だっただろうか?
最後にステイサム本人に結末がどうなるかを聞いてみた。
すると彼はこう答えた。
「結末は自分の心に聞け」と。
最後の疑問にはステイサムらしい答えが帰ってきた。
恐らく、本編の結末もステイサムらしい展開だったに違いない。
ジェイソン・ステイサム。
何ともニクい俳優である。