明日から真似したくなる漢の映画

男子総草食化が叫ばれる、昨今。
男なら明日から真似したくなる映画を紹介していきます。
たとえ真似したところで、明日が全然変わらないにしてもだ!


テーマ:
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~ステイサム in 土曜ワイド劇場!!鬼刑事ブラントの殴る!大捜査線~



最近は「GODZILLA」も公開し、ネット上ではゴジラが憑依したように「つまらん!!」「面白い!!」とツイッターなんかで日夜バトルを繰り広げられているようですな。
一方、俺はゴジラ休みを却下され、コンビニの割子そばを啜る日々を送っていたのだった。
そんな風に俺がうかうかしている内に、なんと来月には「トランスフォーマーロストエイジ」も始まるじゃないの!!
今年の夏は特撮チャンピオンまつりの様相を呈してきたわけだが、俺としては忸怩たる思いを抱いていた。

「賛否両論であれ、ステイサムでも騒いでくれよ!!」

来月はトランスフォーマー新作公開とほぼ同時にステイサム版田舎へ泊まろう♪』こと『バトルフロントが公開されるのを忘れて貰っては困る!
誰が困るんだ⁉︎
えーと、誰かが‼︎

だが冷静に考えてみると『トランスフォーマー』と『ステイサム』、どっち見る?と言われれば前者と答える人が多いかもしれない。圧倒的に。
あまつさえ『トランスフォーマー/ダークサイドムーン』にはステイサムの彼女も出演していた。
ましてや今の日本でステイサム映画がアナと雪の女王」の興行収入を越えられるとは到底考えもつかない。

だが、番狂わせを期待するのが男ってもんですよ。

かつてアントニオ猪木が闘魂三銃士の橋本・蝶野タッグとの試合の際に発した
「戦う前から負けること考える馬鹿がいるかよ!!」という言葉に想いを馳せると、応援しないわけにはいかないじゃないの!!

そんなこんなで、「またステイサムかよ!!」という声が聞こえそうだが、当ブログでは、先週に引き続き、しばらくステイサム祭りをやろう!!と今決めました。

来週位にすっかり忘れて「GODZILLA」の感想を投下しそうだとしてもだ!!

で、まあ今日は何を紹介すんのよ?という話なわけだが、今回はステイサム映画でも「アクションが少ない」「脚本が薄い」と数少ないステイサムファン(?)の間でも賛否両論が分かれる映画、「BLITZ」をご紹介します。
というわけであらすじ。

深夜。
イギリスのサウスロンドン。
路上で車上荒らしをする若者たち。
そこにホッケースティックを持った男が悠々と近づいてくる。

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あっ、ホッケースティックを持ったステイサムだ!!

この時点で結果は火を見るより明らかだ。

さっそく声をかけるステイサムだったが、案の定、止せばいいのにステイサムへ毒つき、カッターをちらつかせる若者たち。

すると、ステイサムは凶器をもつ若者たちにホッケーの歴史についてウンチクを披露するかと思いきや、ホッケーのスティックで殴るという、ハードコアな夜回り先生ぶりを披露するのだった。
一通り教育を終えると一言。
「俺を襲うなら武器を選ぶんだな。」

「ああ、今回のステイサムは、夜回り先生か・・・」と見る者に印象付けるが、何と、今回のステイサムは刑事。

サウスロンドン市警の両さんこと、鬼刑事トム・ブラントその人だった。
DVDのケースの裏側に「全てを知った時、刑事は一線を越える」とあるが、OP早々、 一線を越えているステイサム。

正気を疑われ、セラピーに通わされるブラント刑事だったが、タバコを吸いながら黙って先生の話を聴き終えたかと思うと、無言で立ち上がり、睨みを聞かせて一言。

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「これが俺の天職だ。

終いには「クビになったら何をするか分からねえぞ。」と言い放つブラント刑事。

まるで反省の色は皆無なのであった。


この全然反省していない姿勢は明日から是非真似したい。
というわけで、OPから快調に飛ばす ブラント刑事だったが、街で警官を狙った殺人が発生する。
威信にかけて犯人を捕らえたい市警は、新たに赴任したポーター警部を捜査部長に任命。

だが、ポーターはゲイということもあり、捜査本部のメンバーも何となく、ついていく気がしない。

ブラント自身も若干引いていたが、このポーターから、かつてロリコンの性犯罪者の玉をバットで粉々に潰したという男気溢れるエピソードを聞いて意気投合。
こうして、はみ出し者同士の電撃タッグが結成されたのであった。
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そうこうしている間にもマスコミに「BLITZ」を名乗る犯人からの声明が発表され、第二第三の殺人が夜昼問わずに行われる。
どうやら、これはブラント刑事の同僚を狙った連続殺人らしい。

ちなみにブラント刑事は捜査らしい捜査をするにはするが、主な捜査方法は以下の通りだ。

・小汚い情報屋に自分の飲み代を払わせる
・「開店前じゃねーか!」と開き直り、平気でタダ酒を飲む。
・聞き込み中、「メモを取らないのか?」問われれば、「必要ねえ」と言い放ちビールのジョッキを開ける。

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「ただ飲み屋をハシゴしてるだけじゃねーか!」
と言いたくなる地道な捜査の結果、一人の男が容疑者として浮上する。



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原色のサングラス、裸にパーカー、もしくはジャージという夏真っ盛りなコーディネートの男、ワイス。

youtubeに犬に火をつける動画を投稿するような、凶悪なヒカキンともいえる男だ。

犬に火をつけるような野郎は死ぬべきだ!!という怒りがブラント刑事にあったかどうかは分からないが、大捕り物の末、ワイスは逮捕される。

しかし、ワイスはまんまと証拠不十分で釈放、マスコミに迎えられスターのように悠々と立ち去る。

「こいつを野放しにはできない。というか腹立つ!
ブラント刑事とポーター警部は、遂に「BLITZ」ことワイスに、ある罠を仕掛けるのを決意するのだった・・・・というあらすじ。

この作品、何が良いといえば、ブラント刑事が憂さを晴らしているのか、それとも刑事魂を燃やしているのか分からない所だ。
いや、多分刑事魂を燃やしてはいるのだろうが、それをペラペラ語ったりしない。
自らの刑事哲学を語らない代わりにバールで悪人をボコボコにするプラント刑事。

レインボーブリッジも黙って封鎖しそうな説得力に溢れている。

この能書きを語らない姿勢は、男なら明日から是非真似したい姿勢だ。

中盤、ブラントとワイスのチェイスシーンがあるのだが、ポーターが警察無線で指示を出す。
「いいか!!ブラントには捕まえさせるな!!何するか分かんないから‼︎と犯人の身柄を危惧する、どっちが追われているのか分からんシーンは、言葉より先に手が出るブラント刑事の仕事ぶりが伺える見所のひとつだ。

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そして、この作品ではステイサムが腕力以外で悪党をボコボコにするシーンも見逃がせない。

証拠不十分で釈放となり、直前にワイスと一対一の面談をするブラント刑事。

そもそも、かつてプラントがワイスをビリヤード場でボコボコにした事への腹いせが動機だったのだが、それに対し「お前のこと、顔を見るまで、すっかり忘れてた。」
お前がボコボコにされている防犯カメラの映像、あれを皆で見て小便ちびるほど笑ったぜ。」
ブリッツって名乗ってるらしいな・・・・何だそりゃ?」
と中二レベルの犯罪者ワイスを徹底的にコケにするのだった。
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おそらく、このシーンでワイスは劇中一番ゲッソリしていた。
ダークナイトなんかで、ジョーカーがバットマンをコケにするシーンがあったが、こちらでは逆ダークナイトのような取調室シーンが描かれている。

というわけで、冒頭にかいたように、ステイサム作品では「アクションがすくない」「脚本が薄い」といわれがちな本作。
実際、アクションは少ないし、いくらなんでも警察はそこまで無能じゃないだろう、と言いたくなるかもしれない。
ステイサムといえば出世作「トランスポーター」においてキメキメなアクション俳優としての地位を確立したわけだが、それだけではねえんです!
この作品のような荒くれハードボイルドな男、そしてイギリス人らしいウィットに富んだ皮肉なセリフ(主に悪党を殺す、もしくはボコボコにする前数ある魅力の一つなんじゃないのか、と。

それは、今作のラストで披露するトンチの効いたセリフにも表れている。 

ともすればステイサムの無駄使いなどと思われるかもしれない本作。
これがシュワの「ジュニア」やらスタローンの「刑事ジョー・ママにお手上げ」みたいな作品だったら俺もそう言いたくなるが、あそこまで無駄使いではない。

そして、あらすじも船越英一郎片平なぎさが顔を出しそうな西村京太郎サスペンス、もしくは土曜ワイド劇場の様相を呈している。
しかし、そうした世界観にステイサムが殴りこんできた、と思いながら見るとなかなか味わい深い作品だ。
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上から目線で映画を見る人に限って「脚本の出来がどうの~」「整合性がどうの~」言いがちだが、「じゃあ、お前の人生の脚本はキッチリしてんのか?」と、この作品のステイサムのように小一時間問いただしたくなる。
ちなみに俺の人生の脚本は、ステイサム映画で言えば、駄作と言われる「デスリベンジ」みたいなものなのですが、ワハハ(笑って誤魔化す)。


ステイサムファンにとっては微妙、俺にとっては最高な「BLITZ」。

間違っても今後ゴールデンタイムには放送されないであろう。

しかし、通販しかやっていない昼下がり、もしくは午前1時以降の手持無沙汰な時間に見るには最高な作品だ(というかステイサム作品は大体そんなもんだ。)

俺は未だに、この最初から最後までブレない鬼刑事ブラントの殴る!大捜査線シリーズの続編を待ち望んでいる。

俺が絶賛する映画は大体ラジー賞を受賞するか、大コケ、続編を望む映画に続編が出来た試しはないのだが。

ここに来て「待てよ、俺がバトルフロントを応援していいものだろうか?」という不穏な気持ちを抱くに至る。

早くも、自分で言い出したステイサム祭りの今後の雲行きが怪しくなるのであった

まあ、そんなあれこれを差し引いても、ブラントのブレないオーバー・ザ・刑事ぶり、悪党をコケにしてバールで殴る姿勢は、今の悩み多き世の中で是非見習いたい、明日から真似したくなる漢の映画である。



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