明日から真似したくなる漢の映画

男子総草食化が叫ばれる、昨今。
男なら明日から真似したくなる映画を紹介していきます。
たとえ真似したところで、明日が全然変わらないにしてもだ!


テーマ:

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~抹殺確率130%!奴の名はメカニック!~


中学生の頃、俺は殺し屋だった。
国際的A級スナイパーだった。

いやまあ、こうして下らんブログを投下している時点で、俺が殺し屋でも何でもないのは一目瞭然なわけだが、多感な年頃を俺は寡黙な殺し屋気分で過ごしていたのだった。
というのも、年代を問わず、子供の理想の職業として挙げられるのは、サッカー選手、野球選手、お医者さんなわけだが、俺たちの世代も例外ではなかった。
一方、人生においてバカのストップ高だった中学生の俺が何になりたかったのかといえば、それは世界を股にかけた殺し屋だった。
周りがスラムダンクや幽遊白書を読んでいたころ、俺の愛読書はゴルゴ13だった、と言えば、いかに俺が青春と呼ぶには、かなり灰色な日々を過ごしていたのか理解して頂けるだろう。
このブログにどういう方が来ているかはサッパリだが、そういう灰色の青春、ないしは日々を送っていた人が少なからずいるのではないか。
この際、いなくてもいることにする!

まあとにかくですよ。
ストイックかつ誰にも媚びないという姿勢。
己に課した厳しいルール。
頼れるのは自分の肉体のみ。
こういう要素にしびれたわけですよ。

「親が嫌い」「先生が嫌い」「大人になんかなりたくない」などと同級生が喚いているのを見て益々俺はハードボイルドなものへの憧れは強まっていた。
気が付けば、他の同級生が多感な青春を送り、恋やスポーツに健全な汗を流していたころ、俺は卓球部所属の戦闘マシーン俺の中で)になっていた。
女性にも目をくれず「死ぬときは、あの町のゴミ捨て場で誰にも看取られずに死ぬのさ・・・」などと思いながらラケットを振っていたのだった。

というか絶望的にモテてなかっただけのだが。
いやあ、あの日々を思い返すと気が遠くなるなあ!!

おかげさまで家の本棚は、弟の集めるワンピースと俺の集めるゴルゴ13によって、いわば冷戦下の東西ドイツのような様相を呈していたのが今でも記憶に残っている。

やはり冷静に考えても、育ち方を間違っていたとしかいえん!

今思えば、卒業文集に将来の夢・殺し屋と書かなかったのは、せめてもの救いではあった。
だが、あのころの俺は間違いなく(気分は)殺し屋だった。
国際的A級スナイパーだった。
何回言うんだよ!!
というわけで相変わらず長い前置きだったわけだが、今回は、もし俺が中学生の時に見たら、更に育ち方をまちがったであろう、ジェイソンステイサム主演の殺し屋映画「メカニック」をご紹介します。

ステイサム学会(2014年調べ)によれば「ステイサムが殺し屋の映画に外れはない」という言葉からも分かる通り、
ラーメンに餃子!
ビールに枝豆!
ドリンクバーに山盛りフライドポテト!
西川貴教に水樹奈々!!
といわんばかりの組み合わせが、殺し屋にステイサム!!なのだが、それが極まっているのが、このメカニック。

ステイサムといえば、トランスポーターやらアドレナリンなどの代表作があるのに、何でまた?という声もあろう。
ここ最近、諸事情でステイサム映画ばっかり見ていたのと、そういえばマトモにステイサムの映画を紹介してなかったなあ!が理由として挙げられる。
だが、それだけではない
何より、この作品には独身男の夢が詰まってるからに他ならないだ。
というわけであらすじ。

緻密な計算の元、ターゲットを消すだけに及ばず事故死、自殺にみせかける殺しのプロ、通称『メカニック』ことアーサー・ビショップ(ステイサム)。
麻薬王の事故死偽装という自分の仕事をヤフーニュースでチェック、飲み屋でひっかけた女とベッドイン、人里離れたアジトで独りシューベルトのピアノを聞くという殺し屋としては満点な生活を送っていた。
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↑ネットで自分の仕事を確認するアーサー。

そんなある日、アーサーの元へ、師であり友人のハリー(ドナルドサザーランド)暗殺を組織から依頼される。
友人を手にかけることに後ろ髪を引かれる思い(ちなみに髪はない)アーサーだったが、そこはメカニック。
自らの手でハリーに引導を渡すのであった。
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↑友人にも容赦ないアーサー。

その後、ハリーの墓参りへ赴いたアーサーだったが、そこでハリーのドラ息子スティーブ(ベンフォスター)に出会う。
身内がいなくなり、家の中で発砲する、車泥棒を無差別に襲うなど、金八先生の問題児のように自暴自棄になるスティーブ。

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↑髪がある方がスティーブだ!

自責の念もあってか、この血気盛んなヤングライオンからメカニックとしての弟子入りを志願され、了承するアーサーであった。
こうして、殺し屋界のアントニオ猪木+坂口征二タッグが結成されたのだった。

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↑アントニオ猪木&坂口征二の名タッグ。…って、メカニック関係ない画像じゃねーか!

「この仕事で必要なのは冷静さだ。」
「感情で人を殺すな」
「経験とは失敗を積み重ねることだ。」
「相手の行動パターンを熟知し、弱点を探せ」
「最高の仕事、それは存在を知られないことだ」
など、メカニックとしての心得をスティーブに伝授するアーサー。
保険屋を欺くためのマニュアル読み合わせ、銃の扱いなどのOJTを一通り終わった後、スティーブがアーサーに指示されたのは「小型犬を飼え」だった。
早速小型犬を買いに行く野郎二人。

そこで、スティーブはアーサーから殺し屋デビュー戦の日程を告げられる。
相手は、別の組織のメカニックにして、犬好きの巨漢ゲイ。
(演じるは、あのフライングジョーズに出演していたジェフジョーンズ。って誰も知らねえよ!!
惚れさせ、酒に一服盛るだけのデビュー戦だったが、師であるアーサーの鮮やかな手口を真似る為に、真っ向からセメント勝負を仕掛けるヤングライオン=スティーブ
だが、デビュー戦は大仁田厚のハードコアデスマッチばりに混戦を極め、辛くも勝利。

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↑ダメ出しするアーサー。

手際が悪い」と師であるアーサーからダメ出しされ、涙の数だけ強くなるスティーブであった。
そんな師弟タッグの次なるターゲットは「オーラが見えるなどとホザキそうな、胡散臭い宗教デブ。
デブのいるホテルへ前乗りし、仕事の段取りをつける二人だったが、スティーブのネジを落とすという凡ミスにより、大銃撃戦が始まる。
今まで完璧だった仕事にブレが生じるアーサー。
だが、そこは臨機応変に対応(主に相手を殺す)。
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↑予想外も臨機応変に対応するのがメカニックだ!

鮮やかに現場を後にしたアーサーだったが、とある偶然からハリー殺害が仕組まれたものという事実に気づき、組織に対して落とし前をつける意思を固める。
一方のスティーブも父を殺したのがアーサーという事実を見つけるのだった。
果たして、組織に対して落とし前をつけられるのか?師弟タッグの行方はどうなるのか?

というわけで、絶対本人に思い入れの無いGREENやらファンキーモンキーベイビーズのBGMを流しながら、未来シアターあたりで紹介されることはない、殺しのプロフェッショナルの姿が描かれる。
 
最近では男女問わず婚活だ、友活だと言ってますが、この作品のステイサムは自分の孤独を嘆いたりしない。
アジトでアナログレコードのクラシックを聴きながら暗殺の段取りを決め、オフは世田谷ベースの所さんのように古い車を手入れする。
飲み屋でナンパしたネーちゃんにLINE交換をせがむなどというダサい真似はしない。
一発キメたら、ごちゃごちゃ言わずに、すぐ帰る。

このストイックかつ誰にもこびない姿勢。
これを男の夢と言わず何と言おうか

タッグを組んだのも、あくまで殺した友人に義理を立てる、というだけだろう。
例えば、殺し屋なのに、人間らしさを見せる一環で、雨の日にずぶ濡れの犬を抱きしめる、観葉植物を愛でる、みたいな模写を入れられてご覧なさいよ。
こっちもヨソ行くよ!ヨソ!ブルースウィリス主演のジャッカルとかに!という話だが、ステイサムにとって犬を飼うのも仕事の一環でしかない。
このブレなさ。
普段ヒップホップ調の男ほど、朝まで別れた彼女についてファミレスで語りたがる傾向があるが、(俺調べ)男なら是非、明日から真似したくなる姿勢だ。

あらすじにも書いたが、弟子であるスティーブに語るメカニック語録も忘れていけない。
特に腰に来るのが、このセリフだ。
「最高の仕事、それは誰にも存在を知られないことだ。」
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職場や学校でもいるじゃないですか。
皆の手柄を、あたかも自分のもののように吹聴する奴が!!
俺俺詐欺なんかも流行する昨今、この奥ゆかしい姿勢。
これも、男なら明日から真似したくなる姿勢だ。
真似したら、確実に出世が見込めないにしてもだ!!

そして、ステイサム演じるアーサーの景気の良さも忘れてはいけない。
大概の作品でステイサムが披露している、携帯を使い捨ての模写、そして組織へのお礼参りのために高級な盗難車をターゲットの乗る車に躊躇なしにぶつけていく。
ステイサムにとって、携帯電話、車は消耗品に過ぎない。
携帯のプランが~やら車のローンが~と悩みがちではあるが、この作品のステイサムのような景気の良さは、男なら明日から真似したくなる姿勢だ。
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↑ステイサム映画定番の携帯電話。何かの間違いで日本のCMに出ないかなあ…


長々と書いたが、アーサーの笑ってしまいそうなほどの完璧超人ぶり、師弟タッグの7番勝負、男の景気の良さが、これでもか!!と盛られている作品、メカニック。
ここからはネタバレになるが、やはり言及したくなるのは、ラストでアーサーが披露する前転だ。
この前転は、映画史に残る前転だ
おそらくSAWのラスト並みに唖然とすること間違いない。
俺も驚きすぎて劇中のシーンのように何度も巻き戻した!!
そして笑った!!
ラスト間際にスティーブが見せる「流石だな、師匠!!」という笑顔のように!!
最後までブレない男、メカニック=アーサーを印象づけるシーンなので、是非チェックして頂きたい。
そして俺のように何度も巻き戻して見てほしい、最大の見どころだ。


夏ということで男女が浮かれがちな季節が来たわけだが、このメカニックのステイサムから学ぶ所が多いのではないだろうか
そんな、明日から真似したくなる漢の映画である。



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