明日から真似したくなる漢の映画

男子総草食化が叫ばれる、昨今。
男なら明日から真似したくなる映画を紹介していきます。
たとえ真似したところで、明日が全然変わらないにしてもだ!


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明日から真似したくなる漢の映画
↑本当にタダでは済まさない、嘘のないキャッチコピー


以前、田舎の田んぼで、車の単独事故を見た事がある。
車はどういう物理法則でか、田んぼのど真ん中に串刺し。
おそらく免許を取り立てのドライブだったのだろう。
あぜ道の端に若い男女が二人。

ベージュのチノパンにデニムシャツという出で立ちで、何処かへ電話している彼氏。
オシャレなフリルの服の彼女は茫然として座っている。
二人とも、ニューヨークの前衛アーティストのように泥で服をペイントしている。


僕は「怪我とかないかな?」という考えより先に、不謹慎にも「シュワルツェネッガーならどうしたんだろう?」と考えた。

・・・というわけで、今回は、僕の心の一本とでもいうべき作品、「コマンドー」をご紹介します。

最近はついに政界を引退し、「エクスペンダブルズ2」を経て「ラストスタンド」にてスクリーンに戻ってきたシュワ。

おそらくフジテレビの人も嬉しかったんでしょうね。「ラストスタンド」に続けとばかりに「ラストシンデレラ」というインスパイアドラマを制作し、絶賛放送中なわけですが、シュワの初期の殺戮3部作のひとつが、この「コマンドー」。

大概、忘れたころに放送される映画のひとつなんですが、そのたびに「やっぱ最高だわ!!なあ同志よ!!」と誰もいない空間に話したくなる作品である。
この作品を見て何も感じないという人は男しての大事な部分を欠いている、といっても過言ではない。
そして、全編いちいち破壊力のあるシーンや一言に溢れている奇跡的な映画でもある。

そんなコマンドーのあらすじ。
元コマンドー部隊の隊長、シュワは引退し、娘と二人ぐらし。
斧一本で切りだした丸太を担いだり、娘と共に野生の鹿に餌付けしたり、31アイスクリーム食べたり、ジャグジーで泳いだり、と誰もがうらやむロハスな生活を送っていた。
しかし、元コマンドー部隊の部下たちが次々と謎の集団に殺される事件が発生。
ついに謎の集団はシュワの自宅へ殴り込みに現れる。
護衛として来た二人の兵士は即、死亡。
シュワもエンジンをぶっ壊された車を自力で坂道まで押してから、乗りこむという斬新な追跡で、奮戦するも、麻酔銃を撃たれ、娘と共にさらわれてしまう。
彼らの目的はただ一つ。
ある国の大統領をシュワに暗殺させる事だった。
飛行機に押し込まれたシュワだったが、一般人がやったらほぼ自殺に近い方法で脱出に成功。
シュワの娘奪還作戦が始まる。

まあ、そんな中学二年生のミリタリーオタクの妄想のようなストーリーですが、それでも明日から真似したくなるシーンに溢れている。

冒頭、コマンドー部隊の元上司が来て「お前の部下たちが次々と殺されている。部隊にお戻んなさい」と親切に言う。
だがシュワは「いや、俺はコマンドー部隊を辞めました。今は娘との生活が大事なんです。」と丁重にお断りするのだが、いざ襲撃が始まると、2ケタのプッシュで開く武器庫から銃を取りだし反撃する。
お前殺る気まんまんじゃねえか!と言わざるおえないシーンだ。

そして、戦闘中、娘の安否を確認しにいくと、禿げたオッサンが娘の絵を眺めながら待ちうけている。
娘はさらった、と。
協力すれば娘の命は助けてやる、と説明する。
窓を眺めると、爆走する車がある。
「どうだ?OK?」
と、禿げたオッサンが言うや否や「オッケィ!!」と返答し、鉛玉をオッサンの額にブチ込む。
冗談のように人が死ぬシーンに垣間見える、このタイトさ。

野郎ばっかの飲み会に誘われて、「いや~明日は仕事だしな~」と女がいないのを良い事に断る野郎は、ぜひこのシーンを見て何かを感じ取って欲しい、明日から真似したくなるシーンである。

飛行機から脱出した後、その足でシュワは空港まで見送りに来た組織の人間を追う。
途中、偶然見かけたスッチーというには、男たちが納得しないようなルックスの女性に「あいつを追ってくれ!」と当然のように言い放ち、車のシートを引っぺがし、転がり込む。
「7時から空手の稽古なのよ」とスッチーが言い訳しようものなら「今日は休め!!」と一言で済ますシュワ。

まあ当然、頭のアレな人と思われてもしょうがない。
組織の人間はイオンモールみたいな所に逃げ込むのだが、スッチーは隙を見て警備員へ通報する。
その時、警備員が同僚たちに無線で、こう伝える。
「容疑者は男性、190cm、髪は茶、筋肉モリモリマッチョマンの変態だ!!」
警視庁24時でも聞いたことのない、このセリフ。
ここまで的を得た状況説明が出来る男になりたいものだ。


結果、イオンモールで大暴れし、スッチーを道連れに再び追跡を開始するシュワ。
ここで、恐らく、ご最もな疑問をスッチーは往年のエディマーフィーばりにシュワに問う。

「車は盗む!シートは引っぺがす!あたしはさらう!娘を探すのを手伝えなんて突然メチャクチャは言い出す!かと思ったら人を撃ちあいに巻き込んで大勢死人はだす!挙句は電話ボックスを持ち上げる!あんた人間なの!?お次はターザンときたわ!警官があんたを撃とうとしたんで助けたわ!そしたらあたしまで追われる身よ!一体なにがあったのか教えて頂戴!」

シュワの答えはこうだ。

「駄目だ!」

さんざんプレゼンさせて一言で済ます、という荒技をやってのけるシュワ。
男というのはどうしても、女の子に色々まくしたてられると、弱気になってしまうものだ。
散々言われ、「何かあるのなら何か言いなさいよ!!」と吐き捨てられる言葉。
言わないなら言わないで、「ほら!都合悪くなったら何も言わない!!」やら、言ったら言ったで「嘘!!絶対思ってないくせに!!」などと罵倒される。
コマンドーのシュワのように「何もない」と有無を言わせない説得力のある一言で済ませる人間になりたいものである。


そのまま栃木の峠みたいな所で頭文字Dなみのカーチェイスを繰り広げ、組織の男の車は横転。
スッチーの車はシートベルトを付けていないにも関わらず、思い切り電柱へ突っ込む。
何事もなかったかのようにシュワは車を降り、利き腕ではない左腕で男の足を掴み、断崖絶壁に宙づりにする。
ビビった組織の男は娘の居場所を吐く。
その後のシュワのセリフ。

「お前を最後に殺すと言ったな・・・・」
「ああ!た・・・たすけてくれ!!大佐!!」
「あれは嘘だ。」というや否や手を離し、断崖絶壁へリリース。
男の絶叫が断崖絶壁に木霊する。
嘘をつくのも、これくらい潔くなりたいものだ。
車は電柱に追突、組織の男の車は横転。
まさに途方に暮れる光景。
スッチーが「車もないし、どうすればいいの?」と問うと、シュワは横転した車を持ち上げ、元の位置に戻し、一言。

「これで出来た。」

JAF要らずの男、アーノルド・シュワルツェネッガー。
冒頭で書いた彼氏もこれくらいすれば、彼女と二人で道端に途方に暮れる事もなかっただろう。


なんやかんやで敵の潜む島へ飛行機で行くことになったシュワ。
しかし、敵地に乗り込む飛行機はボロボロのセスナ機。
スッチーがシュワへ言う。

「こんなの飛行機じゃないわ!羽のついたカヌーよ!!」

「だったら漕げばいいだろ!」
と、ウィットに富んだジョークをキレ気味に放つシュワ。
キレてても、ジョークは必要だ、という明日から真似したくなるシーンだ。


この後、敵の島に乗り込み、娘一人のために敵数百人を殺戮するシュワ
よく「一生、君を守るよ」なんて陳腐なセリフがあるが、せめて「コマンドー」のシュワ並みの戦闘力と、無粋な質問を一言で破壊する説得力がないと言える言葉ではないのが分かる。

結婚式を迎える前に「コマンドー」は見なければいけない映画である。

「今でしょ!!」というセリフをドヤ顔でいうのが老若男女問わずブームではあるが、名言とはナチュラルに狂った状態、本人はマジ顔で、ふいに発したほうが、心に残るもの。

初めて「コマンドー」を見たのは20年以上前だが、それでも未だに、その一言一言とシーンが
記憶に刻まれている。
「コマンドー」はナチュラルに狂っているからこそ、今後も名作として僕の心に残り続けるだろう。

もし、田舎で車が横転しても、JAFを呼ばずに車をひっくり返し、ダラダラ能書きを垂れる奴や、無粋な突っ込みをする奴には男女問わず破壊力のある一言で済ます
そんな明日から真似したくなる漢の映画である。


↓公開当時の予告

↓吹替え版の予告。こちらのが字幕より100倍楽しめます♪

↓ラストシンデレラの元ネタ←嘘
ラストスタンドの予告。ラストどころか、これからもスタンドしそうな、ファイナルファンタジーみたいなタイトルの映画です。
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