明日から真似したくなる漢の映画

男子総草食化が叫ばれる、昨今。
男なら明日から真似したくなる映画を紹介していきます。
たとえ真似したところで、明日が全然変わらないにしてもだ!


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最近は「アイアンマン」「スパイダーマン」「バットマン」「XMEN」「アベンジャーズ」・・・枚挙にいとまがないほどアメリカンコミック、略してアメコミ映画がブームになって久しい。

以前、飲み屋にて、眉間に皺をよせながら、「ダークナイトって作品は善と悪を描くことによって、人間の本質を云々・・・バットマンの葛藤が云々・・ヒースレジャーの狂気の演技が云々・・・」と女の子に語る青年を目撃し、まったく、人前でダークナイトを語る野郎にろくなヤロウはいないなぁ!!と店を後にした。

「バットマンフォーエバーのジムキャリーのハイテンションや、バットマン&ロビンのシュワルツェネッガーの狂気についてだったら朝まで語れるのになぁ、畜生!!今日はもう寝よう!!」と、なかば捨て鉢な気分で帰宅した記憶がある。

今更ながら、相手の女の子が吉木りさ似だったというのが何より悔しかったんじゃなかろうか、とも思う。

・・・しかし、青年の言うとおり、アメコミのストーリー上、ヒーローの成り立ち、正義の行使、それに伴う責任から来る葛藤、そして葛藤を乗り越えた主人公の成長は、切っても切れないテーマかとは思うが、そういうものばっか見ていると、何というか、漁港にて取り立ての食材を漁師にさばいてもらい、わさび醤油で海鮮丼をかっこむみたいなナタで割った竹みたいなヒーローも見たいもんだな、と。

というわけで、今回ご紹介するのはナタで竹を割るどころかナタで悪人を処刑しまくるようなアメコミ映画「パニッシャ―・ウォーゾーン」をご紹介します。

このパニッシャ―というキャラクターは「アベンジャーズ」「XMEN」「スパイダーマン」などのキャラを生みだしたMARVELコミックスのヒーローなんですが、問答無用で悪人を殺す、というスタンス。
白か黒かはっきりさせるという意味でも男のヒーローである。

アメコミのヒーローはカッコイイマスクやアーマーを装着したり、特殊な能力をもってたりするもんですが、このパニッシャ―、コスチュームはドクロのワンポイント、という気合の入ったTシャツに素顔という出で立ちで、特殊部隊にいた時の殺人スキルを駆使して悪を始末する。

アイアンマンやバットマンのように大富豪というわけでもない上、素顔ということもあり、警察に追われており、暗い地下の下水道に住んでいる、というどうにも切実なヒーロー。

アメコミヒーローのシリーズものだと、大概つきあっている女にヒーローの二重生活をやいのやいの言われたり、女が敵にさらわれて危機に陥りがちですが、パニッシャ―には彼女がいないので、その点に関しては全く心配がない。

放射能の蜘蛛に噛まれた童貞なんかが「親愛なるあなたの隣人」という愛称をつけられるのに対して、この作品では「人間断頭台」という新日本プロレスの悪役外人レスラーみたいなキャッチコピーまでつけられているパニッシャー。

そんなパニッシャ―なので他のヒーローからは「あいつはイカレてる」などと揶揄されながらも、そんな言葉には耳を貸さずに、あまつさえ彼女も作らず「悪人=ぶっ殺す」スタンスを続けている、間違ってもアベンジャーズに呼ばれることはないであろう、なんとも男泣かせのヒーローなのだ。

あらすじをご説明しますと、今日も今日とてマフィアの会合を襲い、ジジィババァ問わず皆殺しにした後、マフィアの若頭ビリーを追いつめ、銃撃戦の後にガラスの粉砕機に生きたまま放り込むという豪快なヒーロー活動を終えたパニッシャ―。
だが、銃撃戦の中、潜入捜査官を誤殺したことに気付き、パニッシャー稼業に陰りが見え始める。
一方、ビリーはガラスの粉砕機に呑みこまれ、顔をズタズタにされながらも生きており、名前をジグソウと変え潜入捜査官の家族を人質にパニッシャ―への復讐を開始する。

・・・とまあ、深夜やら平日の昼下がりに放送していたら絶対に最後まで見てしまいそうなあらすじである。

公開当初、ダークナイトと比べられ、中身が薄いなどと言われた作品だが、バカ野郎!!アメコミ映画に中身求めるんなら、よそいきなさい!よそへ!!と言いたくなる。

まずノーラン版バットマンやスパイダーマンなんかは、ヒーローになるまでを小一時間描くのに対し、パニッシャーは始まりから既にパニッシャー。
5分位の回想シーンで家族がマフィアに殺された、という模写で終了!!という編集のタイトさ。
そして、FBIの潜入捜査官を誤殺し、パニッシャー稼業を辞めようかとアメコミ映画に付きものの葛藤らしきものをするのですが、あくまで「飲み会で昨日やらかしたくらいの後悔レベル」で、潜入捜査官の家族が人質となるや、いつものパニッシャーに戻ります。
これがダークナイトだと10年位ひきこもっちゃいますからね。
「ちょっと二日酔いなんで、今日仕事休みます・・・」みたいなノリで。
ヒーローなめてんのか、お前は!!といわざるおえない。
一方、パニッシャーは「昨日の飲み会でやらかしたな~」と二日酔いの頭を抱えながらきっちり仕事はこなす、みたいなブレない姿勢は、明日から真似したくなる男の姿勢である。

一方、敵のジグソウですが、弟がいまして。
精神病院に入院中だったのですが、フーリガンみたいな容貌にそぐわず、マーシャルアーツの使い手にして人を文字通り食べるほどの狂犬、という、ほぼホラー映画のようなキャラクター。
そんなホラーな彼にも、兄思いの良い弟という面もあり、兄であるジグソウがズタズタになった自分の顔を見て落ち込んでいると、「兄貴がいつでも笑ってられるように♪」と家の鏡を笑いながらぶっ壊すシーンは、殺伐とした作品の中で垣間見れる、兄弟愛に満ちた心温まる良いシーンであり、明日から真似したい名シーンだなぁ、と言える。
また、パニッシャーと便所でタイマンを張るシーンで見せる裏拳の早さは、アクションシーンin便所BEST5に入る名シーンである。

クライマックス、人質を助けるために武装マフィアたちが潜伏するビルへ向かうのですが、作品途中で協力者になった刑事が「作戦はあるのか?」と問う。
パニッシャーはいう。
「ビルに入って奴らを殺す!」
刑事達が「え?」というや否や、ホントに隣のビルから敵のいるビルへ体ごと突っ込むシーンは、アメコミ映画の回りくどいことを一切排除したソリッド感あふれるヤケクソな名シーンである。

もし、好きな子が落ち込んでいたら、「君がいつでも笑顔でいるように♪」と笑いながら、ガラスを破壊し、回りくどいことはグダグダ語らず、体ごとビルに突っ込め!!という明日から真似したくなる男の映画である。


↓そんなパニッシャーウォーゾーンの予告編



↓大好きなロブゾンビの主題歌。劇中、スリップノットのインストゥルメンタルも流れます。


↓ガキの頃、初めて初めて買ったアメコミ「バットマンVSパニッシャー」
バットマンがグダグダせずにパニッシャーと戦います。
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