世間では今頃カウントダウンだとか、除夜のカネとか大忙しだろう。
自分には全く関係のない様な顔してパソコンの前にいて、ブログなんか書いてる。
こちらは今昼間でして。子供寝かしつけてやっと一息なんですわ。

とにもかくにも、今年は皆様には本当にお世話になりました。
来年も是非ともよろしくお願いします。

っと、とってつけたようなご挨拶で申し訳ないが、明日正月、といっても全くそんな雰囲気でない我が家である。やっぱり、日本じゃないもんね~。。雑煮も餅もおせちも食べたいけどないもんね~。。

表題につけたのはイスラムフォビアとはイスラムを毛嫌いする人種の事である。
最近は世界中でそれが繁殖している一方、イスラムを好み改宗する人も相当な数で増えている。

最近目にしたのはドイツやフランスでイスラムフォビアが増殖しており、対イスラムということで宣戦布告をしたり、911以来イスラムが憎いといい、不特定殺人として電車に人を突き落としたり、ひどい事が普通にある。正しい情報というのは見える人には見えるし、見えない人には見えない。

911はいい加減、誰でもわかるように相当の情報量で世間に、’あれはアメリカの自演自作でした。’という事が流れているというのに未だにそれを知らない、あるいは信じない人たちがいる。信じたくない、知りたくない、のであれば別である。日本の国会でさえ、議題にしたくらいなんだから少なくとも一般の日本人でも理解できてもいいはずだ。アメリカのドラマはよくそれらを模範にして制作される。「Homeland』というドラマはまさにCIAがでっちあげた事や国策であったろう事がエピソードで、その原本はイスラエルのお話。話の中にはユダヤ教徒がごっついまともで、改宗イスラム教徒のアメリカ人がテロを起こすはなし。中にはばかばかしくて見てられない物もあるが、よくできている(よく捻って、人こう思ってるから、こう映しておこうという意図がある)エピソードもある。中にはオサマビンラディンを象ったものもある。

パリを歩いていると、よく変な目でみてくる白人のおばちゃん達がいる。恐らくイスラムフォビア...? 
こないだは公園で子供と散歩をしていたら、自転車でパトロールをしている警察がいた。私を中国人だと思って、中国語で話しかけてきた。私が「は?』という顔をしていると、「あれ、中国人じゃないの?」「ちがうよ、日本人ですよ。」「へ~、日本人でもイスラム教徒いるんだ。いっぱいいる?」「少ないけどいるよ。」「モスクとかあるの。」「あるよ。」75カ所以上もあって、今日本人の改宗が増えているんだよ。ってゆいたかったけど、私のフランス語不足で却下。
その人はイスラム教徒じゃなかったけど、ヒジャーブをしている私だからそういう質問をしてきたわけでしょ。

男前の警官だったから話をしたもんの、そうじゃなかったら無視やな。

この人は好意的に聞いてきたのでよかったけど。やな目でみてくるおばちゃんらにはホンマに良い気がしない。でも、笑顔でかわすか、知らん顔する。

先月は近所のマック通いをしてたけど、その間よく物乞いの人が来た。ある日、私をスルーして、隣に座ってる孫連れのフランス人のおばちゃんに、フランス人の白人男性が物乞いにきた。そしたらおばちゃんはもの凄い剣幕で、「お腹がすいてるんだったらどこそこに行けば食べさせてくれるでしょ!」と怒鳴った。その男性はびっくりしてもう何も言えなくなって、去ってしまった。おばちゃんは怒りが収まらず、周りにいたアラブ人たちにも同意を求めるように話し始めた。その場ではそのアラブ人のイスラム教徒の夫妻は合意しているようなそぶりを見せたが、その人たちはそのおばちゃんが去ってから、再度来たその男性に自分が手を付けなかったバーガーを差し出し、「どうぞ」とゆった。奥さんの方は水を運んできて差し出した。「他にも何か食べるか?」と聞いていた。
ほんとにイスラム教徒はやさしい。
なぜか。

イスラム教徒はいつも神様にやさしくしてもらっている。
だからイスラム教徒は人や動物に優しくする。
それがイスラム教徒にとっての当たり前の図式なのである。