親のノートPCが壊れて大変面倒くさいことになった。


7-8年前のWin98マシンなのだが、グーグリング中に

入力ソフトに異変が発生したとのこと。

aと入力するとiaと打ち込まれ、iと入力してもiaとなる。

同様にkとz、qと8も連動する。なんなんじゃこれは。


で、自分のPCで上記症状を調べてみると、ただ1件、

2chのあるスレッドにて同じ症例が見つかった。

そのPCも親のノートと同じく、東芝の古いDynaBookだった。

「セーフモードで起動してみれ」との御丁寧な回答があったので

そのヒントを頂戴しセーフモードで起動。

しかしやはり入力系の異常は解消されなかった。


親にサポセンへ連絡させ、とりあえずセーフモードを抜ける。

と思ったらフリーズして終了ができない。

電源長押しで強引に終了させ、再び起動してみると

BIOSのアップデートを促すような英文メッセージが表示され、

OSが起動しなくなっていた。


サポセンのオネーサン(遅くまでご苦労様)に助力を請う。

バッテリ、PCカード類など外せるものはすべて外し、

Escキーを押しながら電源を入れてみろとのこと。

が、画面には相変わらずBIOSがどうのこうのという

英文が表示されるのみ。ちなみにこの機種に関しては

新しいバージョンのBIOSはリリースされていないらしい。


そこで早くも手が尽きたようだ。

「あきらめろ」のようなことをやんわりと言われた。

東芝直下のデータ復旧サービスの連絡先も頂戴したが、

親はネットと麻雀ゲームしやってなかったみたいだし、

ン十万も掛けてまで取り戻したいデータなどないだろう。

それなら新しいノートに買い換えたほうが320×240倍マシだ。


とりあえずの処置として、件のDynaBookより1年以上

年のいったSOTECのデスクトップ機(Win98)を発掘。

これはもともと8年近く前に筆者が妹と共同で購入したもので、

2-3年後にそれぞれ別のXP機を所有した時点で

お蔵入りとなっていた。


数年ぶりの出撃命令。しかし意外なほど速やかな応答。

長い長いバカンスを満喫し、おじいちゃんは絶好調の御様子だ。

もともとメモリを64MBしか積んでいなかったものを

128MB+128MBに換装して生まれ変わったタフガイゆえ、

後から来たDynaBookより遥かに動作が快適だったりする。


ここに無線LANボードを買い足し、DynaBookのHDDを移設し、

第2の人生を歩んでもらう形で固まりつつある。長生きしてくれよ。

まあ必要となれば新しいノートに替える用意もあるらしいけど。

個人的には、自分好みにカスタムしたり、あり合わせで

1台でっちあげたりしやすいデスクトップにこそ愛を感じる。


買い物を代行することになるだろうが、むしろ歓迎だ。

他人の買い物で自分のカードにポイントが貯まるので。

なんなりとお申し付けを。