JRA主催の春のGⅠレースは今年の3歳牝馬3冠シリーズ第2戦のオークスが東京都府中市の東京競馬場で新型コロナウイルス感染拡大の影響で無観客で開催されました。レースは、桜花賞で好成績を残した4枠8番から出走のスマイルカナが先頭で逃げるレース展開となり、1枠2番から出走のクラヴァシュドールと共に2頭がレースを引っ張る展開となりました。しかし、桜花賞と違って距離が1600mから2400mに伸びたことから終盤戦は大きくレース内容が変化しました。最終コーナーを回った時点で、序盤戦は先頭で逃げるレース展開を演じていた2頭が後続馬に次々と抜かれる展開となり、最後の直線勝負の序盤戦は先頭で逃げる2頭を追いかけていた8枠16番から出走のウインマリリンと4枠7番から出走のウインマイティーの2頭が先頭を争う展開となりましたが、ゴール間際になって序盤戦は後続でレースを展開していた2枠4番から出走の桜花賞馬デアリングタクトが最後の直線で急加速して最終的には1着でゴールとなり、デアリングタクトはオークスも優勝して桜花賞に続いて2冠達成となりました。なお、デアリングタクトが3冠を目指す秋華賞は10月に開催予定となっております。
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