運動によっておこる鎮痛効果は、よく知られています。

その代表が脳の運動野と言われる大脳皮質に直接電気刺激を流し、痛みを軽減させるやり方です。

このやり方を経頭蓋磁気刺激法(けいとうがいじきしげきほう)といいます。

この脳内の運動ニューロンを反復刺激することで、痛みを軽減する方法です。

 

一次運動野と言われる脳の特定のニューロンを狙って刺激することで、鎮痛効果が得られる研究ですが、一次運動野を刺激することで、前回お話しした、痛みにかかわる大脳辺縁系に伝わり、痛みの情動的側面に作用する。もう一つは感覚を中断する視床と言われる場所で、痛みの信号への抑制が上げられています。

 

更に運動時には痛みを抑える経路が脊髄でも存在します。

歩行時やジャンプの着地時に踵が痛くないのは当然ですが、歩いている時の衝撃と同じ負荷を、荷重がかかっていない寝ている状態で、負荷をかけると痛みが感覚を誘発されることがあるようです。

 

というのは、運動によって不必要な感覚情報は前もって遮断されることがあるということです。

歩行やジャンプの着地でかかとが痛かったら、ちゃんと動けないですし、ジャンプできないですよね、でも荷重が無い状態で同じ負荷をかけると、かかとに痛みが誘発されるのは実に面白い研究内容でした。

 

一次運動野刺激による痛みの鎮痛の他の要素は、下行性疼痛抑制系といわれる脳の中脳と言われる部分からの鎮痛効果になります。

 

 

慢性痛、幻肢痛や脳梗塞後の肩手症候群など中枢が関係すると思われる痛みに効果を発揮します。

こらは痛みの感覚信号が脊髄で中継するところで、痛みの信号が脳へ行かないように痛みの信号を抑制します。

 

運動を続けると、痛みが軽減することが多いのは上記の効果と脳の皮質と言われる感覚野も関係しています。

 

脳の感覚野とは手や足、体からの感覚情報が中枢へ上り意識化される場所になります。

例えば、足の痛みが長引いている方は、この感覚野の足を支配する領域が縮小するようです。

難しい話になるので、細かい話は飛ばします。

この縮小した、足の領域を運動することにより、拡大することができます。この感覚野の部位再現性が正常な時にあった足の支配領域と同じようになれば、感覚の不一致がなくなり、痛みが軽減すると言われています。

ちょっと難しい話になったのですが、痛みには末梢から送られてくる、実際に侵害刺激によっても痛みが脳で再現されます。ただ痛みの意識化は、これだけではなく痛みの侵害刺激が無くても、感覚の不一致よって痛みを意識化させることができるのです。

 

これら運動によっての鎮痛効果は、脳科学が進んでいる現在、このあたりの研究は急速に進んでいます。

痛みを脳から抑えるよな時代は、すぐそこまで来ているということです。

そうです!慢性痛(脳の記憶が原因)であっても、脳から痛みを消すことが可能になるということです。

 

すぐといっても、まだまだだとは思いますが、そうなったら私たちの仕事も激減しますよね、、(-_-;)

こちらも見てね☜

 

 

西宮市山口町、ふじもと整骨院の

LINE@では腰痛など体の痛みで

お悩みや疑問などを受け付けています爆  笑

是非お気軽にご質問くださいね👇👇ニコニコ

     友だち追加

 

参考文献

・脳・神経科学入門  森岡 周 著