不屈。

私の好きな番組にNHKの「ダーウィンが来た。」があります。
人は自然から教えられるから。

今回はチベットモンキーの優ちゃんの話。
といっても年配のオスザルです。やさしい顔をしているから優ちゃん。

この優ちゃん、
後ろ足は一本使えません。肩にも深手の傷を負っています。
毛並みはボロボロでみすぼらしいのですぐ判別できるほどです。
理由は同じチベットモンキーに襲われたことによる傷で、群れに入れない孤立したサルなんです。

でも優ちゃん、頑張ります。あきらめないんです。群れに入れないと食べていかれないから。
襲われても襲われてもへこたれず、傷を負っても毎日群れに近づき、威嚇され１８０日間、粘りました。

しかも優ちゃん、なかなかの策士で、地位の低いメスザルをまず見方に、そしてその赤ちゃん、やがて群れのメスや赤ちゃんと仲良くしました。
同じオスザルもそのうち、優ちゃんを認めてくれる(いてもいじめられなくなる)ようになりました。

最後まで認めてくれないこわいこわいボスザルの前で、そのボスザル以外のサルがみーんな優ちゃんを応援したんです。

その姿を見て、ボスザル、ついに優ちゃんを群れの一員として認めました。

すごいね。優ちゃん！ハッピーエンドだぁ。
あきらめてたら、悲話だけど。。。ということは、あきらめなければ全てハッピーエンドではないだろうか？いや、全てとは言わなくても７、８割は。。

不屈は金なり自然よ、今日もありがとうございました。あ、NHKさんも。