春にコロナ対策として始めた自然歩道歩きですが、気に入ったので秋も継続して歩いていくことにしました。
今度は南へ向かっていきます。
城址公園から小岩井駅まではコース間の連絡コースなので、私が作ったオリジナルのコースとなります。
なるべく車通りが少ない通りを選びました。
最短ルートを採る場合、別の道になるかと思います。



春に北に向けて出発した盛岡城址公園から今度は南下していきます。
別に誰か決めたわけでもないのですが律儀にここからスタート(笑
GPSの軌跡がキレイにつながるっていうだけの話なんですけどね。

 

南へ向かう…と言いつつ、西へ向かって歩きはじめます。
設定された自然歩道を追うためには、まずは盛岡市のほぼ真西にある御所湖畔に行かなければならないんです。
いきなり大きく迂回する形になります。

 

盛岡駅を越え市内西部へ抜けていきます。
雫石川からは冷たい西風が吹き付けてきました。
うう~、寒い!
季節は確実に冬に向かっていますなぁ。

 

太田橋を過ぎると左手に。自転車・歩行者専用道路があります。
ここは岩手県下に3本ある自転車・歩行者専用の県道の一つです。
車が通れない県道っていうのも珍しい存在ではないでしょうか。

  

県道は雫石川の堤防上を進んでいきます。
排気ガスや車に煩わされなくていいですね。

  

堤防の右側に流れているのは諸葛川です。
小さな河川ですが、よく洪水警報が発令されるヤンチャな川です。
ちょっと強い雨が降るとすぐに警報出るんですよね。

 

サイクリングロードなのに蛇行してますねぇ。
我々もなんとなくこの蛇行に付き合って進んでしまいました。
別にこの区間は経路が指定されているわけではないので、無理に付き合う必要はないんですが、なんとなく。

  

道は河川敷の藪の中をくぐり抜けていきます。
熊なんかの野生動物が潜んでいないか不安になりますね。
最近は奥山よりこういう場所のほうが野生動物との遭遇事故が多いですから。
特に河川敷は川沿いを伝って街の近くまで動物が遠征してくることがあります。

 

交通量の多い市道を交差するんですが、信号も横断歩道も無いんですね。
サイクリングロードとしてはあまり出来が良くない気がします。 
他にもこういう場所がちょこちょこあるので、サイクリングロードとしては評価が低いみたいですね。



サイクリングロードはここで国道46号に飲み込まれてしまいます。
ではここで終点なのかと言うと、実は国道脇の歩道がサイクリングロードの続きとして設定されていたりします。
安全に徒歩や自転車で通行できるように整備された道路のはずなのに、ちょっと意味が分かりません。

 

そんなわけで、これ以上県道を進む必要性を感じませんので我々は車を避けて裏道へ進みます。
土日ジャンボ市の会場を横目に46号の旧道を西へ向かいます。

 

旧道からさらに脇道に逸れ、住宅地や田んぼの間を縫って進んでいきます。

  

このあたりは地図から道がありそうな場所を繋いでルートを作ったので、実際に通行できるかどうかは行ってみないとわからないんです。
ちょっとした探検気分。

  

おや…未舗装のあぜ道になってしまいましたね。
方角は合っていますが、この先に待っているのは通行可能な道でしょうか?
もし通れないということになると、迂回路を探すことになります。

  

あ、こまちだ。E6系はかっこいいよねぇ。



なんとかあぜ道から脱出。
小岩井方面へと続く見知った道に出ることができました。

 

道路脇に石碑があります。
農業用水路造成の顕彰碑なんですが、その事業はなんと藩政時代の話。
目の前を何気なく流れているのは、史跡と言って差し障りない水路でした。
知らなかった。
徒歩旅は通いなれた場所にも新たな発見をもたらしてくれます。

 

のどが渇いたのでコンビニで小休止します。
人里ハイキングは補給が楽でいいですね。

 

こまち通過~。
田沢湖線沿線を歩いた時間は1時間くらいのものですが、実に5本のこまちが通過していきました。
特急街道ですな。

  

道端に「のり巻き」と書かれた看板を発見しました。
こんなところにお店なんかありましたかね?
気になったので立ち寄ってみました。
これも車では見逃してしまうでしょう。 



田沢湖線をまたぐ陸橋の手前を左手へ進んでいきます。

 

リサーチパークという誘致企業団地を過ぎると… 



右手に小岩井駅が見えてきました。
今回歩こうとしている「御所湖畔のみち」は小岩井駅が起終点なので、ここから先が自然歩道の設定区間ということになります。

つづく