つながりの書29 3-6『自信の持ち方』1/3 | 地球が喜ぶ仲間を作る! at 千葉県で自然な生き方の追求と普及

地球が喜ぶ仲間を作る! at 千葉県で自然な生き方の追求と普及

『1000年先へつなぐ地球家族』をテーマとし、地球人としての理想的な生き方を追求していく活動期


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第3章 命の使い方
3-5『心のステージ』2/2の続き> (目次はこちら
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懇親会には
ほぼ全員が参加した。

お店の手前半分を貸切状態で、
木で出来た長いテーブルが
横に4列並んでいた。

会場に入った人から椅子に座り、
大体揃ったところでビールを注ぎ合って、
会はスタートした。

小野さんは遠くに座っていたが、
一定時間ごとに席を移動し、
参加者からの質問に対して答えていた。

一時間が経った頃、

ついに

「どーもー」とテンション高めで
僕の斜め向かいにもやって来た。

小野さんが席に着くや否や、
僕の隣の30歳くらいのサラリーマン風の男が、
待っていましたとばかりに質問した。

「あの、自分、安藤って言います。
 今日はありがとうございました。

 あの、聞きたいんですけど、

 自分、今会社員なんですけど、
 何かやりたいとは思うんですけど、

 何をしたらいいか
 分からないんですよね。

 ずっと工場勤務で
 何ができるわけでもないですし。

 どうすれば人生を
 切り拓いていけるでしょうか?」


そこから
小野さんの講義が始まった。

「ほう。やりたい事が分からないのは、
 情報が足りない可能性があるよね。

 例えば冷蔵庫の中に
 卵しか入っていなかったら、
 卵焼きくらいしか作れないでしょ?

 でも肉とか野菜とかいろいろ入っていて
 レシピも知っていたら、

 これ作ってみようかなって
 選択肢が増えるじゃない?

 それと一緒で、

 まずは行った事のない所に行って、
 やった事のない事をやって、
 会った事のない人に会う事だよ。

 誰がどんな想いで
 どんな仕事をしているのかとかを
 知るところから始めるといいよ」


「はい、とにかくいろいろ
 動いてみればいいという事ですね」


「そうですね。

 あと、ずっと工場で働いているから
 何もできないって言いましたよね?

 それって裏を返せば
 ずっと工場で働いている人の気持ちが
 分かるって事なんですよね。

 それって強みですよね。

 現にそういう人って
 世の中に結構いるわけだし」


「なるほど。

 そんなふうには
 考えた事もありませんでした」


「過去の捉え方は
 セルフイメージに影響するから、
 プラスに捉えるといいですよね。

 せっかく使ってきた時間なんだから、
 過去に応援された方がいいじゃないですか」


小野さんは
にこやかに話した。

「過去に、応援される……。
 確かにそうですね。

 でも実はバツイチだし、
 高額の絵を買って100万円の借金もあるし、
 昔やりたかった音楽も妥協したし、

 今もちょっとした嫌がらせで悩んだりしてて、
 マイナスな事の方が多いんですよ」


「それも捉え方次第ですよ。

 まあ、辛い事や悪意は
 “受け取らない”という選択肢も
 ありますけどね」


「うーん、なかなかプラスには捉えられませんが」

「それなら、
 こんなグラフを書いてみるといいですよ」


小野さんは紙ナプキンをさっと取って広げ、
縦と横の2本の線を引いた。

縦軸は点数の軸で、
100点からマイナス100点を
ざっくりと記した。

0点のところから
右に引いた横線は年齢の軸で、
5、10、15……と歳を表す印もつけた。

「その時の出来事を思い出して、
 まずその時々の点数をつけてみるんですよ。

そしてそれを線で結んでみる」


「ああ、これはマイナスが多いですね。

 わりと安定している最近でも
 30点くらいでしょうか。

 グラフにすると下半分を中心とした
 ジグザグでしょうか」


「じゃあ、仮に適当だけど
 こんな感じだとしましょう」


小野さんは下半分から30点くらいの間で
ぐねぐねと曲線を描いた。

「そこまでできたら、
 今一度過去を振り返ってみてください。

 ポイントは、今の自分があるのは、
 過去のあの辛い体験があったからではないか
 と考える事。

 経験にもなったし、
 気付きも得られたし、
 良いきっかけにもなったと
 気付くはずです」


「確かにそうかもしれないですね。

 いろんな教訓にはなったし、
 これから何かをしたいという
 原動力にもなっている気がします」


「そしたらそれを踏まえて
 もう一度点数を付け直してみるんです」


「そう思うと、
 マイナスな出来事もプラスになる気がします。
 
 点数はすぐには付けられませんが」


「そう。実は悪いと思っていた出来事ほど
 経験して良かった過去になるんですよ。

 充実した人生を歩んできたと思うと、
 自分に自信も付いてきますよね」


「自信と言われると、
 ちょっと自信がないですが」


「それなら付け加えますけど、

 今までの人生で、為になりました!とか
 感動しました!とか気が楽になったとか

 助かったとか
 1回くらい言われたことないですか?」


「まあ、何度かはありますけど」

「ですよね。
 誰にでもあるんですよ。

 みんな価値観も経験もバラバラなんだから、
 ちょっと自分の考えを伝えただけで、

 もしくは自分が存在しているだけで
 良い影響を受ける人は必ずいるんですよね。

 今まで人の役に立ったり
 喜ばせてきた事も、

 自分の出してきた
 立派な実績なんですよ」


「なるほど、
 セルフイメージが上がってきました。

 ありがとうございます」


それを聞いてきた周りの人は、
にわかに笑い声をあげた。

すかさず、今度は
別の女性が質問した。

「あの、私は最近まで看護師をしていて、
 カウンセラーになりたくて資格を取ったんですけど、
 まだまだ全然ダメなんです。

 練習をする勉強会には出てるんですけど、
 仕事としてやっていく自信がなくて、

 そういうスキルの問題は
 どうすればいいですか?」


⇒つづく

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