YES - Tales From Topographic Oceans〜海洋地形学の物語〜 | HERETIC!!!

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基本的に所有しているアナログ盤やCDからの紹介というか備忘録です。thrash metal・heavy metal・progressive rock・hip-hop・昭和歌謡・jazz時々death metal、grindcoreとか

おはようございます

5/30(木)


今日は休みます

たまった新入荷レコのデータ化に勤しみます


まずは昨日アップし損ねたこれでスタート



YES


1973年の6thスタジオアルバム


Tales From Topographic Oceans

邦題は『海洋地形学の物語』


この時のメンバー

Jon Anderson

Steve Howe

Chris Squire

Rick Wakeman

Alan White


Bill Brufordに変わって加入した

アラン・ホワイト以外は

前作と同じ顔ぶれですね


個人的には

クリスのバキバキベースが好きなんですよね〜


さて

1面に1曲の計4曲

どんな音なのか??



A面 "The Revealing Science Of God"


『神の啓示』

オペラティックとも聞こえる

ヴォーカルパートから始まる曲



後半の繊細なギターパートといい

ハウ色が強いかな〜と思いました


終盤のシンセとベースの攻防や

やっぱり唯一無二なJonのヴォーカル


B面 "The Remembering"

『追憶』

ちょっとセンチメンタルなメロディのイントロから

さらに穏やかに聞こえる

中盤からの

明るいアップテンポなパートが好きですね



ラストでちょっとだけ飛び出す

ハードなギターが良い


D面 "Ritual"

『儀式』

シンフォニックなメロディから

ポップに転調する序盤は

爽やかでフュージョン的な疾走感も心地よい



4曲中一番変調パートも多く

スリリングな演奏が聴ける曲


終盤に向かうところのドラムソロに

シンセを駆使した電子音の飛び交うあたり

混沌とした世界観から

繊細なタッチのスティーヴ・ハウのソロへ


アルバム中

最もロックの高揚感が感じられる曲です


ピアノはリック・ウェイクマンではなく

ドラマーのアラン・ホワイトが弾いてるそうです



通して5回くらい聴きましたが

私の知っているYESの中では

ロック色が最も薄いと思いました


幻想的な音ではあっても

他のアルバムで聴けたような切迫感とか

緊張感はあまり感じられず…


他の方のレビューでは

YESの作った交響曲だとか

そんな表現が良く使われていましたが

そこはよくわかりません笑


ところでYESのアルバムは結構聴きましたね

このデビュー作から


YES - S.T. 2021-04-13


この辺までですかね


YES - Big Generator 2019-07-03



今回の海洋地形学ですが


いつものユニオン大阪

店外100均餌箱からの救出品


帯付きの国内盤は1973年の国内初盤?




帯を外した状態です

ロジャー・ディーンの描くジャケットは

メンバーの誕生日の星座が描かれています



音楽自体はともかく

当然状態は良くないです笑









ライナーノーツは今野雄二氏

かなりの汚れですね…



盤はまずまずですが多少歪みあり



ラベルはキレイでしたね〜



ジャケットは盛大に裂けてましたよ笑



いつかは聴きたいと思ってたこのアルバム

100円なら即買いでしょう

普通に聴けましたし



ジョン・アンダーソンが来日時に閃いたアイデアを

スティーヴ・ハウと共に形にしたと言う

大作志向が極まったアルバム


リックは賛同できずに脱退してしまったという

彼らにとって分岐点となったアルバムでもあります

また戻りますけどね笑



これの前が


YES - Close To The Edge 危機 2020-01-01


この後がこいつですね

うちにはありませんが…


今年の9月に来日しますね〜

行かんけど



76点


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