房総での活動 ②
毎月第4週は房総週間。
さいたまを拠点にハーブの活動をしていますが、
第4週は
鴨川、千倉、館山、大多喜などを回ってハーブ教室や資格取得のための
スクールをしています。
27日水曜日は、
鴨川市前原にあるカトリック鴨川教会で、『スティルルーム講座』
家庭にある材料と、ハーブやアロマをちょっと使ってご家族の健康管理に
役立てましょう♪
という講座です。
今回は、『4人の盗賊の薬草酢』を作りました。
新型インフルエンザ対策のためにとても役立つハーブをお酢に漬けこんだものです。
カトリック鴨川教会は、前原海岸に近く、敷地内にある今は使われていない
『みこころ幼稚園』でハーブ教室をさせて頂いています。
教会は、祈りの場所。
お掃除も行き届き、すがすがしい空気に包まれています。
今回は、鴨川在住の方を中心に8名の参加者の方が集まり、
楽しく『薬草酢』を作りました♪
午後は、鴨川の山のほうで、MOMOハーブスクールの栽培の講座。
長狭ブルーベリーヒル 内のハーブガーデンでの追肥、水やりを行いました。
苗を植え付けたのが、4月の下旬なので、まだ苗の成長はまだこれから・・・
といった感じですが、6月、7月が楽しみです。
設置したばかりのガゼボが奥に見えますね。
ここからの眺望もまた素晴らしい!
鴨川の里山や田んぼが一望にできます。
教室を二つ梯子したで、夕方はややお疲れモード。
鴨川唯一のカフェ『カルトゥーラ』へ寄り、
ユニークな青年店主、はじめさん特製のスィーツとコーヒーでブドウ糖&カフェイン投入!
疲れた時は、この組み合わせに限ります。
そして、今晩の宿泊地、ポルトメゾンルームス へチェックインして
海辺のホテルで月に一度の贅沢な時間を過ごしました。
スキンダイビングで世界記録を作り、映画『グラン・ブルー』のモデルにもなった
ジャック・マイヨール がよく訪れ、ホテルの内装や家具などについても
いろいろアドバイスをくれたそうです。
房総での活動①
二泊三日の房総出張、無事終了し、帰宅しました。
濃~い三日間でしたよ
初日。26日は、大多喜のハーブアイランド・ベジタブルガーデン でフレッシュハーブを
ピックアップ。
ガーデンはアイスランドポピーやコーンフラワー、ペインテッドセージが
咲き乱れとっても綺麗でした。
一面の花畑を鑑賞するならまさに今!です。
夏花壇はひまわりになる予定です。
大多喜から外房黒潮ラインに出て太平洋沿いを鴨川に向かって南下。
途中の小湊からの太平洋のパノラマ!
ここの風景は絶品です♪
海から、日蓮上人の生まれた誕生寺へ抜けるトンネル。
まるで『千と千尋の神隠し』に出てくるあのトンネルみたいです。
トンネルの中からはこんな風景が・・・
海を背に、トンネルを抜けると一気に森になる不思議なところです。
初日の午後は、鴨川市の主基本公民館で
『ハーブの調理実習』でした。
総勢、24人で楽しくハーブ調理を作り頂きま~す
ちょっと時間オーバーして、公民館長に叱られしばし凹んだMOMOでした・・・
次回からは時間厳守につとめますぅ
水曜と木曜の報告はまた明日
緊急!インフルエンザ対策講座開講します
毎月第4水曜日の10:00から 『カトリック鴨川教会』 で
Herbal MOMOハーブ教室 『スティルルーム講座』 開催中です。
今回は、新型インフルエンザ対策講座ということで、
中世から伝わる
『4人の盗賊の薬草酢』 を作ります。
これは、1630年頃、南仏でペストが流行したときに、
街を荒らしまわっていた盗賊の4人組が、身に付けたり
飲んだりして、ペストに罹らなかったという故事にもとづいて
いまだに利用されている薬草酢のレシピです。
使用するのは、抗菌・抗ウィルス作用のあるハーブやスパイスなど7種。
私も、いつもこの薬草酢と自家製生姜のシロップを毎朝飲んで、
風邪もインフルエンザも最近、ご縁がなくなりました。
薬に頼らない健康管理、是非みなさまにも知って頂きたいと思います。
【カトリック鴨川教会でのハーブ教室】
■日時 2009年5月28日(水)
10:00~11:30
■参加費 1500円
お子様連れでもOKです。
お申し込みは、Herbal MOMOまで ⇒ herbal-momo@jcom.home.ne.jp
ハーブセミナー2009全国大会
今日は、私の所属するNPOジャパンハーブソサエティの年に1回のセミナー
『ハーブセミナー2009 全国大会』 でした。
有楽町マリオンにある朝日ホールで、ソサエティーの会員、600名近くが集まり、
ハーブの知識を深めるためのセミナーに参加しました。
今回のテーマは、ハーブの源流を探る。
講演は以下の3部構成で行われました。
講演: Ⅰ「サレルノ養生訓~地中海式食事法~」
医学博士 佐々木 巌氏
Ⅱ「ハーブと古代エジプト人の生活ぶり~遺物と壁画から漂う香りの文化~」
神奈川大学法学部教授 久保 敦彦氏
Ⅲ「古代エジプト人の世界~香りに関係のあるヒエログリフ~」
エジプト・アラブ文化研究会顧問 村治 笙子氏
とくに興味深かったのが、講演Ⅰの「サレルノ養生訓」。
11世紀にはじめてヨーロッパで設立されたサレルノ医学校での
健康管理についてお話。
現代の地中海式ダイエットの基本となった考え方で、
食べる物の選び方から、生活習慣、ハーブの使い方まで、
参考になる話がいっぱい!
「地中海式ダイエット」の基本的な考え方は。
■ 野菜、果物、オリーブオイルをたっぷりと!
■ 肉や魚は少々
■ ゆったりくつろぎ、ストレスをためず、くよくよしない!
これを11世紀のお医者さんたちがイギリスの国王に進言していた・・・
というから驚きです。
3番目を実行すれば「医者いらず」だそうですが、
これが一番難しいかも・・・
タラソテラピー体験記
昨日は、千葉県勝浦市にあるテルムマランパシフィーク という
海洋療法の施設に取材&体験に行ってきました。
私が広報委員をつとめるジャパンハーブソサエティー の会報誌『The Herbs』に
載せる記事を書くためです。
現在、編集の7月号のテーマは『海とハーブ』
そこで、広くハーブを有用植物ととらえるとコンブもまたハーブの一種ということで
海藻をつかったテラピーの取材にきたわけです。
海洋療法とは、海水、海藻、海洋性気候を生かした、自然療法のことで
フランスが発祥の地で、彼の地には、全国に80以上の施設があるそうです。
テルムマランは、勝浦の海を眺望できる、ブルーベリーヒルという別荘地内の
高台に建ち、内部には、海水プールやサウナ、ハイドロゾルというミストサウナ、
あとは、海藻を使ったパックやトリートメントが受けられる施設があります。
まさにフランスのリゾートといったような、きれいで落ち着いたインテリア、
戸外のジャグジーは森に面し、夜には、星空が望めます。
海水は、不感温度(熱くも冷たくない心地よい温度)に設定され、
長時間浸かっていても、のぼせることはありません。
照明を落とした館内をキャンドルの灯が煌めいてとても綺麗です。
ジャグジーの中の長椅子に寝そべってとろとろ眠ってしまいました。
さて、今回初体験は、海藻を使ったアルゴパック。
お肌によさそう!というにおいがしていました。
日本の日高昆布の近縁種のラミラリア・ラジアータという褐草のコンブをベースにした
海藻の粉末を、海水に溶かし湯煎にかけてものを全身に塗り、ビニールと温熱マットで
ボディーラップをします。
包まれること20分、信じられないほどの汗が・・・!
もっとDETOXしたかったところですが、シャワーで海藻パックを流し、バスローブに着替えましたが、
いつまでも身体がぽかぽか
お肌はすべすべ。
その後も、まったり海水につかり、すっかり癒されて勝浦を後にしました。
南仏のお菓子など、おみやげに最適なものが並んでいました。