昨夜は家族で居酒屋新年会。
楽しかった~。
女性軍は鍋×2のほかこれでもか,というくらい食べ物を頼んでいました。
私は「イカのゴロ焼き」があればそれでたくさん。
ジョッキ,日本酒,焼酎をいただきほろ酔い気分になりました。
今日は,午前中のうちにいつもの練習場に行ってきました。
昨日のレッスンではイマイチ調子悪し,でしたが,今日はどうでしょうか。
ストレッチをして,ウェッジを持ってアドレスしたときになんとなくいい感じがしました。
こういう日は調子が良いです。
思った通り,ゆったり大きく振れ,どのクラブもいいショットが多く気分は上々でした。
なぜでしょう。この感覚というのは不思議なものです。
昨日,TVのゴルフネットワークでたまたま目にした「中井学のプレ男レッスン」で,
体の回転で打つ。というレッスンをやっていました。
これなんだよなぁ,と共感したのでこのイメージでやってみようと思いました。
腕を振らずに体の回転で打つ,というイメージです。
これがしっくりきました。
ゆっくりと体の回転に合わせてクラブが動くイメージです。
いいショットができるときの感覚です。
気を良くして暖かいコーヒーでも飲もうと,自販機へ。
ところが何を血迷ったか,「つめたい」の方のボタンを押してしまいました。
時すでに遅し,でキンキンに冷えたコーヒーが申し訳なさそうに出てきました。
気温は3℃くらい。
罰ゲームのようですが,せっかくなので「アイスコーヒー」を飲みながら練習を続けました。
アイスコーヒーを飲みながら,考えました。
良いスコアが出るときの始動の感覚は,腕と肩でできる三角形を崩さずに,
テイクバックが肩の動きと連動してクラブを遠くに引くイメージです。
これができるときはいいショットが出てくれます。
パットもそう。
そのまま肩とクラブの線を崩さずに回転させて頭を残すと,ピシッと気持ち良い感覚で,
驚くほど良いボールが出ます。
これがいつもできればなぁ。
ダメなときは肩が回らず,ヘッドをヒョイッと上げる時。
そこからクラブを振ろうという気持ちが強くなって手打ちになり,軌道が定まらず,
ダフリ,トップが多くなります。
よく言われる長い竹ボウキの例があります。
竹ボウキを野球のバットのように振る場合,強く振ろうとすると,体だけが先に回って,
ホウキが振り遅れてくる,というアレです。
ホウキの先端は遠くにあるので,体をゆっくり回すイメージでなければ先端にスピードが乗りません。
これがヘッドを走らせるという感覚なのでしょう。
レッスンでも,良いスイング(たぶん)ができているときは,先生から腰が小さく回っていていいですよ,と言われます。
ゴルフのスイングは複雑な動きですが,極めて感覚的なところもあると思います。
イメージ通りのスイングができたときは気持ちがいいですが,そうでないときは…。
今日はできたので良かったです。
明日もできると良いのですが。
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この練習場でたまに見かけるおじ(い)さんが,後ろのレンジに。
ぶつぶつ独り言をいいながら,ゆっくり打っています。
口もフガフガしているし,背中も丸く,動作もスローモーションのよう。
おそらく80歳前後と思われる外見。
この寒い中こんなところにいて心臓とか大丈夫だろうか,とこっちの方が心配になります。
休憩時に眺めていたら,このおじ(い)さんが素晴らしいショットを繰り出します。
アイアンがピシッと当って,強いドローボールが150ヤード先まで飛んでいきます。
それでも,「当てるだけだなぁ」とか「全然体動かんなぁ」などとブツブツ言いながらやっています。
クラブは古いキャビティアイアン。マルマンのクラブのようです。
ほとんどブレなく同じところに打つ姿を見ると,なんだかおじ(い)さんが,
金井清一か杉原輝雄のように見えてきます。
おそらく今でもロースコアで回れるのでしょう。
昔は相当鳴らしたかもしれません。
話しかけようかと思いましたが,その勇気は出ませんでした。
私もこういうおじ(い)さんになりたいものだ,と練習場を後にしました。
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