仕事は何だろうか?
以前、職場でご一緒させていただいたK先輩は
「仕事とは人生最大の暇つぶしよ」とアンニョイに話されていた。

俺なりにも仕事に対する価値観を持ってはいるが
今回は古人の名言から、「仕事というもの」について考察したい。

人間が幸福であるために避けることのできない条件は勤労である 
                                 byトルストイ
 
  そうですね、仕事があるからメシを喰える。やりがいのある仕事なら
  心も豊かになりますもんね。


② 仕事は目的である。仕事をはっきりした目的と思ってやっているやつにとって、
   結果は対した問題ではない。                by志賀直哉

 
  ストイックで格好いいっすね。仕事人間なら大いに共感できます。


③ ものぐさは錆びと同じ。労働よりもかえって消耗を早める。
  一方使っている鍵はいつも光っている。            byフランクリン


  ニート諸君、わかった?


労働は常に人生を甘美にするが、誰でも甘いものが好きだとは限らない。
                                    byフーゴー

 
  これは少し皮肉が効いていますな。確かにそうかも・・・。

猿群から区別される人間社会の特徴は何か――労働である。
                                    byエンゲルス

 働いてこそ人間なんですね!


いかなる職業でも自分が支配する限り愉快であり、
 服従するかぎり不愉快である。
 電車の運転手はバスの運転手ほど幸福ではない。     byアラン


 仕事も自分の器量でいくらでも変わるってことですね?


もしも人間の価値がその仕事で決まるならば、
 馬はどんな人間よりも価値があるはずだ。
 馬はよく働くし、第一、文句を言わない。  byM・ゴーリキー


 これも「仕事が人生のすべて」っていう考えに対するアンチテーゼですね。

・・・という訳で、ざっと名言を読んだだけでも価値観は様々だ。
確かにこの世に「絶対」ってないもんなぁ。

ただ大人になるにつれて自分の力の無さも分かってくるし
与えられた条件の中でベストを尽くさないと結局、後悔するっていうことは
骨身に染みて分かった。
社会人生活も大分たち、世の中上には上があると思い知らされ
少しでも自分を高めたいと素直に思う今日この頃だ。


っで・・本日は社休だが、例の如くお昼過ぎに出勤。
大切な時期だし、人数は多いに越したことはない。
責任感など皆無だった前職の百貨店時代とは隔世の感がある今の俺。
成長したもんだ。

いつものオフィス、事務所には誰もいない。
戦場のように忙しい我が職場、懸念したとおりバタバタしているのだろうか?

本日、出勤のあご男&C・K、遅れてごめんね

・・・あれっ!?

申し訳なさが怒りへと変わるのに時間はかからなかった。

誰もいない事務所の中で
責任者である俺の代理、別名NO.2とも呼ばれる重責を担う色男、
あご男のデスクの上にあるパソコン画面には社内メールどころか
「へっぽこメガネ奮闘記」が堂々と開いてあり

「上司不在だから仕事中にブログ見てマシタ
と俺に訴えていた。

「いえっ・・、あの・・ 休憩時間に・・
その後、俺に指摘されシドロモドロに言い訳するアゴ男。

俺が早出、あご男が遅出の場合、100%遅刻はしないが
俺が遅出、もしくは休みの時に早出をする場合には
結構な頻度で遅刻するという緩急つけた仕事ぶりでは定評のあるアゴ男。

確かに休憩もないと効率悪いし、気分転換って大事だと思うよ。
頑張ってくれてるもんね。
でもね・・・俺のいない時に・・このタイミングで・・・俺の気持ち分かるよね?

という訳で、俺が来たことによって急に慌しく始まったアゴ男の電話。

証拠隠滅でいつの間にか業務用の画面に戻したつもりだが甘いぜ。
こやつが電話中なのをいいことに奴の面前で
パソコンの画面を「彼が見たい画像」に再度嫌味ったらしく戻してやる。
おもしろい?「へっぽこメガネ奮闘記」



( `‥´)=з フンッ




怠惰な人間とは、仕事をしているふりをしない人間である。
                             byトリスタン・ベルナール